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政治も、性事も、リラックス、リラックス。 [高円寺]

DSC_0022.JPG今度の総選挙で政権を担うことになるであろう民主党が昨日、選挙公約であるマニフェストを公表した。国民生活の立て直しをするため、子供手当の創設、公立高校の実質無償化などを公約として掲げた。注目される財源については、公共事業や補助金などの見直しを行うなど、無駄遣いを徹底的に排除して確保するという。マニフェストというものは民主党に限らずどの党でも「バラ色」になるものであるが、バラ色になればなるほど、公約が実現されなかったときの失望も大きくなるわけである。

鳩山代表は会見で、マニフェストが実行できなければ政治家を辞めると啖呵を切ったが、そんなのは当たり前のことで、改めて大きな声で言うことでもない。鳩山代表は会社で言えば社長であるから、目標を達成できなければ社長が責任を取るのは世間ではごく普通のことである。

本来は外交や防衛といったことについても議論されるべきだと思うが、生活という身近なことにどうしても国民の関心が行きがちなのは仕方ない。今朝テレビを観ていたら、子供手当創設に関する街の声が紹介されていた。子供を持つほとんどの親は「歓迎」だったが、中学校まで1人26,000円貰えるわけだから「いりません」と断る親がいるわけがない。一方で、「どこかにツケが回ってくるわけですよね」と冷静に反応する人もいた。「世の中に上手い話がそうあるわけがない」、そういう庶民感覚というものは的中することが多く、私もなんとなくそんな感じがする。

民主党のマニフェストを一言で言えば、官僚主導の政治を打破し、無駄をなくして浮いたお金を国民に分配する、私はそう理解した。会社に置き換えてみれば、経営能力のない役員をクビにして、無駄な経費を徹底的に削減し、それで生み出された利益を社員に分配する、そういうことなのだろう。これが間違っているとは言わないが、こればかりずっとやっていると、経済全体が成長しない。経済全体が成長しなければ、お父さんの給料は一向に上がらない。なぜなら、会社の業績が良くならないから。マニフェストには中小企業の減税を若干盛り込んではいるが、総じて言えば、民主党のマニフェストは経済面が脆弱だと思う。

さて、自民党も31日にマニフェストを出すという。そもそもマニフェストというものをどう考えるべきなのだろうか。小泉元首相は以前、選挙公約を守れなかったことは大したことではない、と発言して物議を醸し出したことがあった。小泉さんという政治家は本当に正直な人だとそのとき私は思った。

思うに、マニフェストというのはとにかく立派過ぎるのである。非の打ちどころがないのである。立派過ぎるものには必ず、「嘘」や「無理」がついてまわるものである。どうしてもう少しリラックスできないのだろうか。リラックスとは、出来ないことは出来ないと正直に言うとか、今はできないけど1年以内には結論を出したいとか、良いこともあるが悪いこともあると正直に打ち明けるとか、もっと自然体で国民に語りかけることを指している。どんなことにも万能はないのである。

政治の話が長くなってしまった。今度は性事の話を近々書く予定をしています。政治だけではなく、性事のほうもリラックスが大切かもしれないね(?)。

写真は今夜の高円寺駅。来月29日、30日に、高円寺阿波踊りが行われる。今年もフォトコンテストに応募する予定です。

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