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足フェティシズム、その先にあるものは女性器? [映画]

tnr0911091930007-l6.jpg先日、今年の美脚大賞が発表された(写真)。長澤まさみさんや釈由美子さんらが受賞したが、我々男性陣は正直、このような美脚を目の当たりにするとちょっと興奮する(興奮しない男性もいるかもしれないけど)。ちょっとだけ興奮するくらいならいいが、マニアックになってくると「足(脚)フェチ」という立派な称号がつく。足フェチはさまざまなフェティシズムのなかでも断トツに多いと言われている。

精神分析で有名なフロイトは、足フェチなどのフェティシズムは本来の性対象(男性ならば女性、女性ならば男性)の不適切な代用だと言っている。性対象の代用物として代表的なものに足や毛髪があり、特に足は古くから性的対象であったとされる。足フェチの場合、もともとは性器を見たい欲動というのがあって、この欲動は下のほうからそこ(性器)に近づこうとするが、禁止と抑圧の作用を受けて、道半ばにして阻止されてしまい、そこにフェティシズムが生まれると、フロイトは書いている(フロイト『性理論のための3篇』)。

難しく書いているが、平たく言えば、男性は、女性の脚を見ながら性器のことに思いを馳せているということだ。フロイトはフェティシズムを性的異常とか性的倒錯と書いているが、異常とか倒錯という言い方はあまり適切でないように思う。男性でも女性でも、性に関するいろいろなフェティシズムを誰でも一つや二つ持っているような気がするからだ。(たとえば、女性に尻フェチというのがある。これも、男性の尻自体に興味があるのではなく、本当の興味はその先にある男性器にあるのではないかと、私は勝手に想像している)。

さて、広末涼子さんは昨年、冒頭の美脚大賞に選ばれた。その広末さんが主演する映画「ゼロの焦点」が今週公開される。原作は今年生誕百年になる松本清張。久我美子主演で1961年に初めて「ゼロの焦点」は映画化されたが、上手く表現できないのだが、この映画はなんとなく全体的に滑らかさのようなものが欠けていたような気がする。今回広末さんがどんな演技をするのか楽しみであるが、それ以上に、映画自体の出来栄えがどうなのか気になるところだ。

今日はもう一言。脳科学者の茂木健一郎さんが過去3年間で約4億円の脱税をしていたことが報道された。驚いたことに、印税収入、講演料、テレビ出演料などの収入を一切申告していなかったらしい。忙しくて税務申告をする暇がなかった、そう茂木さんは弁解しているが、本人が行わなくても税理士に依頼すれば済むことであり、正直呆れてしまった。彼の著作のファンだった私としてはとても残念だ。人間の脳の優秀さを常日頃説いている茂木さんであるが、脳をそんなに使わなくても税務申告ぐらいはできると私は思うのだが、如何だろうか。

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