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ホッピー通り、450円煮込みでハッピー! [上野・浅草]

IMG_0470.JPGチリ地震に伴って出された津波警報をめぐって議論が起きている。気象庁は昨日、津波警報は過大だったとして陳謝したが、どうなんだろう、予測が外れたとはいえ、過小の津波警報を出して実際はそれを超える大きな津波が来て被害が出るよりは、今回のほうがまだましだったような気がするのだが。

それよりも私が興味を持ったことは、大津波が来るから避難してくださいと勧告が出たにもかかわらず、実際に避難した世帯はほんのわずかにとどまったという事実だ。今朝の朝日によれば、大津波警報の出た東北3県で、避難所などに実際に移った人は数%しかいなかったという。警報を過小評価する住民の受け止め方が心配と朝日は指摘していたが、なるほどと思う。

警報は出たけれど大したことはないだろう、ほとんどの人が楽観的にそう考えたに違いない。地震が起こるたびに津波警報は出るが、毎回ほとんど被害がない、だから今回も多分大丈夫だろう、この思考回路はいわゆる「狼少年」である。でも、そもそも論として、日本人は楽観的な国民だということがあるような気がする。

台風、地震など自然災害の多い日本であるが、被災した住民にインタヴューする様子をよくテレビで観ていると、家が浸水したり倒壊したりしたにも関わらず深刻に受け止めている感じがないので(なかにはニコニコ顔の人もいる)、ちょっと不思議に思うこともある。「なんとかなる」、この楽観的と言おうか、生活力があると言おうか、そういう精神が我々日本人の身体には一本通っているような気がする。

さて、引っ越し早々、北海道から関係会社社長が上京してきたので、「新居」をご披露してから、夜、浅草で懇親会をやった。たまには少し贅沢させてもらおうと思い、「今半」ですき焼きを頂いた。霜降りの牛肉はさすがに旨かったが、値段もそれなりであった。いつもであればこの後バーにでも行ってカラオケ大会になるのであるが、上野、浅草のバー開拓がまだ進んでいない状況なので、止むを得ず今日は近くにある煮込み通り(ホッピー通り)に行き(写真)、寒い中「オープンカフェ」を気取ってホッピーを飲み、煮込みを食べた。霜降りの牛肉も旨かったが、寒い中で食べる煮込み450円も格別だった。

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