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テレビ通販、「やらさせてもらいます」は変ですよね。 [新宿]

IMG_0472.JPG先日ある保守系の評論家が面白い話を新聞に書いていた。どういう話かと言うと、鳩山総理の過剰とも取れる敬語、丁寧語等の連発は、全体主義国家(個人の利益よりも国家の利益が優先される国家。)の匂いがするというのだ。読んでみて論理の飛躍が多少あると思ったが、それはそれとして、筆者が問題だとして具体的に挙げていたのは、鳩山総理が小沢幹事長をかばうときに使う数々の「へりくだった」言い方だった。

この評論家のターゲットは鳩山総理ではなく小沢幹事長であることは明白なのだが、そのことはさて置き、一般的に、極端にへりくだった言い方は聞いていて不愉快になることがあることは事実のような気がする。一例を挙げると、テレビ通販で進行役がよく使う「今回は視聴者の皆様に、○○を特別価格でご用意させていただきました」「今回は、利益なしでがんばらさせてもらいました」「今回は、ご奉仕価格でやらさせてもらいます」等々(後の二つは「さ」が入っているせいで、変に聞こえる)。

これらの言い方はどれも「へりくだり」の程度が激しいと言うか、過剰な敬語と言うか、日本語の文法的なことはよく知らないが、聞いていて私は不愉快になる(気持ちいい人もいるのかもしれないが)。なぜなら、言っていることと腹の中は本当は違うじゃないかとか、甘い言葉で視聴者を騙そうとしているんじゃないかとか、猜疑心の強い私はついそうとらえてしまうからである。お客様に丁寧な言葉で対応することはビジネスの基本であるかもしれないが、丁寧さが度を越すと私のように感じたり、人によってはバカにされていると感じる人もいるような気がする。

さて、今月も北海道出張が3回決まっている。明後日は札幌に行く。若い頃、なんとか屁理屈をつけて上司を騙し、出張を作るのが楽しみだった。でも、体力が衰えてくると飛行機に乗ったり、空港まで移動するのが億劫になり、出張が多くなると移動するだけで疲れてしまう。何事もほどほど、度を越すといいことはないという話であるが、出張のときはいつも高円寺の家から新宿までJRで行き、そこからリムジンバスに乗って羽田に行くのだが、正直この頃、新宿まで出るのが少し面倒になってきた。だから、いっそうのこと、新宿に引越ししようかなと今考えている。そうすれば、羽田までかなり時短できる。でも、新宿のどこに住もうか?

写真は、今夜の歌舞伎町。歌舞伎町にも住むところはあるけれど、酒浸りの日々で死んでしまいそうなので、ここはやめる。

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