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霜降り牛肉から土臭いラクダ肉まで、人間は何でも食べます。 [北海道]

IMG_0476.JPG銀行のATMコーナーに行くと、「5件以上振込み手続きをされる方は、改めて列に並んでください」と書かれた注意書きを目にすることがある。ATM利用者から苦情を受けて銀行が考え出した苦肉の策なのだろうが、なるほど、ATMを一人で10分も15分も独占している様子を見ると正直腹が立つ。

作家の林真理子さんは、銀行のATMに並んでいるとき、事前にキャッシュカードを取り出して準備しているという話を今週の文春に書いていた。動きはスローだが、性格はせっかちなのだと林さんは自己分析する。一方、自分の番がきてからごそごそキャッシュカードを財布などから取り出す「段取りの悪い人」がいることを林さんは暗に非難していた。

私も林さんと同じく、キャッシュカードを事前に取り出して自分の番を待つほうだ。私もせっかちなほうだが、私がこのようにするのはせっかちだからということではなくて、後ろに続く人の顰蹙(ひんしゅく)を買わないようにするためだ。したがって、ATMで振込みをするときも一件だけと決めている。タッチパネルの操作も早い。何もそんなにビクビクしなくてもと言う方がいるかもしれないが、性分なので仕方ない。

さて、今札幌にいる。少し前にススキノから戻った(写真)。今日も最後は北海道限定のサッポロクラシックビールとジンギスカンで締めた。浅草で食べた今半のすき焼きが旨かった話を先日書いたが、偏見かもしれないが、札幌とすき焼きというのは相性がよくない。札幌は何と言ってもジンギスカンに限る。

ジンギスカンはモンゴルで生まれたと思っている人が多いかもしれないが、ジンギスカンの生みの親は日本人だと言われている(異説もあるが)。なるほどモンゴルのウランバートルに以前行ったとき、羊料理が多かったことは事実だ。でも、羊は焼くのではなく、煮て食べるものだった。羊を煮ると、あの独特の臭いがする。これが苦手な人はモンゴルに長期滞在できない。

何度かここで書いたが、モンゴルの砂漠を彷徨うジプシーたちは、ラクダの肉を食べる。実際に食べたことがあるというジプシーの女性に聞いたら、ラクダの肉は土臭くて不味いと言っていた。でも、生きるために食べないわけにはいかないと、その女性は笑って話していた。それにして、土臭いラクダの肉から霜降りの牛肉まで、人間というのはつくづく何でも食べてしまう動物だと思う。

今日はなんだか取り留めのない記事になってしまった(いつもそうだけど)。

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