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癒しより、いやらしいほうが、まだましだ。 [上野・浅草]

m201003310.jpg「癒し」「ロハス」「スローライフ」。こういうのを私は好きではない。どれも現実逃避的な臭いがするからである。「癒されたい」という言い方もよくあるが、聞くたびに身の毛がよだつ。「癒し」より「いやらしい」ほうがよっぽど人間らしくていい(自己肯定?)。

「ゆとり」という表現もこの類だが、小学生の教育は来年から「ゆとり教育」を捨て、「詰め込み教育」に方向転換する。実にいいことだと私は思う。そもそも教育とは詰め込むものだと思う。ゆとりとか余裕とか、子どもに媚びへつらい、甘やかすから基礎学力が落ちてしまうのだ。

教科書のほうもかなり厚くなるみたいで、先生も大変だという話が出ているが、教わる人(下の立場の人)以上に教える人(上の立場の人)が苦労しなければならないのは教育界だけではなく、どの世界でも一緒のことだろうと思う。だから、生徒以上に先生ががんばらなければならないのは当然のことなのだ(教職員組合は選挙に違法な支出をしている場合ではないのだ)。

なぜ、そんなに勉強しなければならないの、そう質問する子どもがいたら、「勉強とはそういうものだから」と答えればいい。なかには、好きじゃない勉強をどうしてする必要があるの、そう聞く子どももいるかもしれないが、そういう子どもには「子どもが勉強するのは当然のことだから」と答えればいい。子どもの個性を尊重するとか、価値観が多様化しているとか、子どもに大人が擦り寄るような姿勢を一瞬でも見せると、子どもはつけあがり、教育は成り立たない。

と、偉そうなことを言ったが、私も会社で部下をきちんと指導できているか正直、自信がない。部下は上司の鏡、そういう気持ちでいつもやってはいるのだが.....。

今日は年度末の3月31日。仕事を終え、経理部の部下を引き連れて上野の焼肉「叙々苑」で打ち上げをやる。食べ過ぎて、飲み過ぎて、上野公園の桜を見るのを忘れてしまった(写真は誰かが撮った上野の桜)。

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