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ハニートラップ、色仕掛けが歴史を作る。 [時事]

88274_1.jpg               競馬のG1レース、オークス(優駿牝馬)が昨日東京競馬場で行われ、中央競馬のG1レースとしては初めて、蛯名騎手騎乗のアパパネと横山騎手騎乗のサンテミリオンが同着1位となった。滅多に見られないレースを私も自宅で観戦した。両馬がゴールした瞬間、アパパネ優位に私には見えたが、蛯名騎手は「負けた」と思ったそうだ。

今から18年前、地方競馬として大井競馬場で行われたGIレース帝王賞で、同着1位があった。そのとき同着1位になった2頭に騎乗していたのが偶然にも今回と同じ、蛯名騎手と横山騎手だったというのだから、運命のいたずらを感じる。

さて、次は女スパイの話。韓国公安部は先日、韓国の機密情報を盗んだとして、北朝鮮の女スパイと、この女スパイに情報提供を続けていたソウルメトロ(地下鉄)の韓国人職員を逮捕した。この二人は今から4年前に恋愛関係になり、彼女がスパイであることを知った後も、韓国人職員は情報提供を続けたという。いわゆるハニートラップ(女スパイが色仕掛けで男性を誘惑し、機密情報を得ること)をして、女スパイは得た機密情報を北朝鮮に送っていた。

女スパイといえばやはりマタ・ハリであるが、彼女も高級娼婦として多くのフランス、ドイツの軍人、政治家などと夜をともにし、スパイ活動をしていたと言われる。「東洋のマタ・ハリ」「男装の麗人」と呼ばれたのは川島芳子である(参照:http://karubi53.blog.so-net.ne.jp/2009-04-14)。ただ彼女の場合、色仕掛けで云々という感じではなかったようだ。その他では、クリスティーン・キーラーがいる(写真。この美貌じゃ男はイチコロ。)。ロンドンのモデル、高級コールガールで、時のイギリス陸軍大臣と肉体関係を持ち、彼から得た軍事機密情報は当時のソ連に流れていた。冷戦時代らしい話である。

日本も女スパイとは無縁ではない。記憶に新しいところでは、橋本龍太郎元首相が中国の公安当局にいた中国人女性スパイと性的関係を持ち、その対価として、中国に多額の無償援助を行ったというスキャンダルがあった。真偽のほどは定かではないが、火のないところに煙は立たぬ、と思うのだが。

男は助平だから、政治家であろうが軍人であろうが、美人やかわいい女性から言い寄られるとその気になり、すぐにガードが緩んでしまう。クリスティーン・キーラーのケースでは、彼女にメロメロになった陸軍大臣は結局辞任し、その後政権交代につながったわけで、まさに「歴史は夜作られる」のである。

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