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チョ・ジウの美しさより、オバサンパワーが頼み。 [映画]

choi-ji-woo-2.jpg私はよく「一人カラオケ」に行く。行きつけの店が歌舞伎町にあり、馴染みの店員さん(何人かいる)は私の顔を見るなり「今日、時間はどうされますか?」とだけ聞く。信じてもらえないかもしれないが、通される部屋がいつも同じなのである(つまり、私専門の部屋があるのである。)。

それだけ私はその店に通っているというわけだが、それでも、入店時には一応、名前と年齢を申込用紙に記入している。先月の3日以降は、年齢欄には50と正直に記入している。名前も本名を書くようにしているが、名前よりも年齢を書くときのほうがなんとなく緊張するのはどうしてだろうか。それは多分、いい年をしたオジサンが若者に交じってカラオケボックスに来ることに対する(それも一人で)多少の負い目のようなものを感じているからかもしれない。

そんなオジサンを優遇してくれるカラオケ店が増えている。例えば、「歌広場」にはシルバーサービスという優遇制度があり、60歳以上の利用者は平日の室料が半額になる。お店からすると、平日の昼はアイドルタイム(お客さんの少ない時間帯)だから、割引をしてもシルバーの人たちに利用してもらった方が営業上助かるのである。

お金もある、時間もある、それがシルバー世代の人たちだ。先日、大手広告代理店の営業部長さんと映画の話をしていて、面白い話をうかがった。彼とは今、映画を作ろうという壮大な話を進めているのであるが、彼曰く、「今の映画は、オジサンではなくオバサン受けする映画を作らないと当たらない」という。韓流ドラマのヒットを思い起こしてみてくれ、彼はそう言う。なるほど、韓流ドラマのヒット、そして一大韓国ブームの担い手はひとえに、日本のオバサンだった。

どう見ても、今の日本で元気のあるのはオジサンではなくて、オバサンのほうである。ぺ・ヨンジュンに憧れ、「冬のソナタ」のロケ地に行き、お金を使いまくるパワーのあるのは飽くまでもオバサンのほうであり、オジサンのほうではないのだ。チェ・ジウ(写真)がいくら美人だからといって、オジサンはわざわざ韓国には行かないのである。「狙うはオバサン」、そういう時代らしい。

さて、私が準備を進めている飲食店のほうであるが、先日お話した「味噌汁」のほうはようやく目途がついた。オバサンにもきっと受け入れてもらえる、そんな「味噌汁」が出来たと思う。

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