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事件も学問も、現場で起きています。 [BOOKS]

miki-mizuno-00232203.jpg民俗学者の梅棹忠夫さんが亡くなられた。90歳だった。梅棹さんの『文明の生態史観』を読んで私は、日本文化は決して西洋文化のコピーではなく、世界のどの国の文化とも異なる、特異な文化であることを知った。

そしてもう一つ私が学んだことは、アジアは一つではないということ。梅棹さんの言葉をそのまま引用すれば「「おたがいアジア人だから」というようなことばが、いったいどれほどの内容をもちうるのか、たいへん疑問だとおもう。感覚的、あるいは観念的な意味においてのみ、アジアは同質なのであって、論理的、あるいは実質的な意味においては、けっして同質であるとはいえない。日本は、とくにそうである。」。

鳩山前総理はマニフェストで、アジア・太平洋地域の域内協力体制を確立し、東アジア共同体の構築を目指すとした「東アジア共同体構想」をぶち上げ、中国、韓国のトップに理解を求めたが、結局、具体的な進展は何一つもなかった。私は梅棹さんの考え方を踏まえ、この「東アジア共同体構想」は実現性がほとんどゼロのもの、つまり、「構想」ではなく「幻想」であろうと直感的に思ったが、実際、そうなった。

梅棹さんは「踊る大捜査線」の青島刑事のように、現場主義を貫いた。名著『文明の生態史観』も多くの国を実際に訪ねてまとめられたものだ。それと、私が梅棹さんのいくつかの著作を読んで学んだことの一つに、「平易な文章」というのがある。つまり、専門用語とか、学術論文的な堅苦しさが全くなく、素人の私でも丁寧に読めば理解できるということだ。このスタイルを私はビジネスの場で応用している。簡潔明瞭、素人でも一度読めばわかる文章、そういう文章を作るように、自分自身も含め、部下にも指導している。

梅棹さんのご冥福をお祈りいたします。


さて、株主総会、そして会社の周年行事が終わり、大きなイベントはこれで一段落した。これからは飲食店オープンの準備に専念する。コンサルタントとか面倒くさい人たちに一切頼らず、ド素人が一から十までやっているので、なかなかスムーズに進まないところもあるが、苦労はすべて自分の血となり肉となることを信じて、もがいていきたい(ちょっと格好良すぎたかなあ)。

写真は、「踊る大捜査線」で柏木雪乃役で出演している水野美紀さん。今回の映画には出ていないが、映画やテレビでもこのくらいの色気があるといいね。

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まさまさ

水野美紀と言えば水野真紀(意味不明)。おじさんには、水野真紀しか知らないのれす(すみません)。水野真紀と言えば、藤沢周平原作「蝉しぐれ」。「蝉しぐれ」の中で、主人公と別れ、お殿様の奥方になっていく役を演じておりました。話変わって、赤坂のお店のオープン予定はいつごろでしょうか?着々と順調に進んでいますですか?次回、琥珀への登場予定は?
by まさまさ (2010-07-08 10:51) 

karubi

まさまささん、おはようございます。
水野真紀は、政治家の方と結婚された清純派女優ですね。
水野美紀は昨年、「さそり」という映画に出てバイオレンス&エロス
に挑戦したのですが、正直、イマイチでした。

赤坂店は、11月にオープンする予定です。オープンまで4か月を
切って、いよいよ本腰を入れ始めたところです。
オープンしましたら、是非お越しください。
「琥珀」、近々寄りたいと思っております。

karubi
by karubi (2010-07-09 07:50) 

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