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若者よ、スポーツ婚活をして、子どもを増やそう? [上野・浅草]

IMG_0077.JPG昨年7月、プロ野球の北海道日本ハムファイターズが企画した「婚活シート」が話題になった。恋愛、結婚に悩むファンのために球団が一役買うということだったが、結局、約600人近い男女が参加し、60組以上のカップルが成立したらしい。シャイな私はとてもじゃないがこんな企画には参加できないが(そもそも私は日ハムファンではないし、年齢的にも対象外である)、それよりも、野球場に行ったら野球観戦に集中するのが基本ではないかと思う。

さて、今後10年間のスポーツ政策の指針として文部科学省が策定する「スポーツ立国戦略」の原案が明らかになった。若者のスポーツ参加率を向上させるとともに、少子化対策に役立てるため若者たちの交流を目指した「スポーツ婚活」推進も盛り込まれた。

「スポーツ婚活」とはどうやら、各地にスポーツ施設を建設して若い男女に利用してもらい出会いの場としてもらうということらしい。私の率直な感想を言わせてもらうと、つまらないことをよく考えるなというか、余計なお世話という感じがする。若者なんて、放っておいても、くっ付いたり離れたりするもので、そういうことに国がいちいち関わるべきではない。それよりも、若者が何故結婚しなくなったかという根っこの部分を国はもっと分析しなければならないのではないだろうか(私のような、未婚のオジサンの原因分析は必要ありませんが。)。

また、うがった見方をすれば、「スポーツ婚活」という聞こえのいいキャッチフレーズを掲げながら、何とか新たな予算をスポーツ施設建設を通して獲得したいという、文科省の思惑が見え隠れしてくる。いずれにしろ、「スポーツ立国戦略」なんていう大袈裟な話が出たときには、政治家や官僚のいろいろな「腹黒い思惑」が随所に散りばめられているから、我々は鵜呑みにしてはいけない。

さて、昨夜は北海道から来ていたお客さんを、浅草の天麩羅屋で接待した(写真は浅草寺入口)。それから赤坂のバーに移って大カラオケ大会をやり、そのあと私は一人新宿で一杯やった。梅雨も明けたので、今日もこれから飲みに行きます(梅雨明けは関係ないが)。

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まさまさ

少子化問題の解決は難しいと思う。そもそもその原因がわかりにくい。女性の高学歴化、職場進出、自立化が原因か?あるいは、結婚自体に夢がなくなったのか?あるいは、若い男性の草食化、女性の肉食化が原因か?

いっそ一夫多妻にしてしまいますか?
by まさまさ (2010-07-17 19:02) 

karubi

まさまささん、こんばんは。
少子化問題、どうしてこうなったのか、本当に難しい
ですね。でも、正直言うと、この問題の解決は当面できない
のではと私は見ています。

少子化問題は言い換えれば晩婚化問題ですが、この傾向は
日本だけではなく、お隣中国、韓国、台湾なども同じ
状況なんですね。つまり、晩婚化問題は少なくてもアジア全体
の問題とも言えるのです。

では、何故、晩婚化するのか。その原因はまさまささんのご
指摘のようなこともありますが、私は情報化社会になった
ことが大きいと思っています。

晩婚化問題について情報化社会がもたらしたものは、突き詰
めると、「理想の人を求めて諦めなくなった」ということで
す。パソコンを立ち上げれば、出会い系サイト、結婚相談所
のような会社の紹介サイトなどがうじゃうじゃあって、
理想に近い異性が砂のようにたくさん紹介されています。

「私の理想とする人はどこかにきっといるはず」、そんな
思いを持って見続けているうちに、時間がどんどん経って
しまう、気がつくと年を取っている、そういうことなんだ
と思います。

昔のように、近所の世話好きなおばさん、おじさんが
お見合い写真を持ってきて結婚をすすめるという時代では
なくなったのです。その頃なら、インターネットもないから
「そろそろ年貢を納めるか」と諦めがついたのです。
つまり、異性情報が少なかったからこそ、諦めることが
できたのです。

長くなりましたが、「スポーツ婚活」程度で、少子化対策が
できるとは到底思えません。

karubi






by karubi (2010-07-17 20:10) 

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