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キャンディーズ、私の場合、哀愁のシンフォニー、です。 [芸術]

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元キャンディーズのスーちゃんこと、田中好子さんが55歳で亡くなられた(写真中央)。平均余命80歳以上の現代において、55歳というのはいかにも若い。これも人間の寿命と言えばそれまでだが、人間は誰でもいつか必ず死ぬのだということを、改めて思い知らさせた突然の訃報でもあった。

キャンディーズは私が高校生のときに全盛期を迎えていた。その頃、男子生徒は好みによって、ラン派、ミキ派、スー派に分かれていたが、私は断然ラン派だった。ぽっちゃりとしていて愛くるしかったスーちゃんも結構人気があったように記憶している。

キャンディーズの数あるヒット曲のなかで、私が一番好きなのはなんといっても「哀愁のシンフォニー」である。私の場合、キャンディーズといえば「年下の男の子」でも「ハートのエースが出てこない」でも「春一番」でもなく、ただただ「哀愁のシンフォニー」なのである。

それにはちょっとした理由がある。ここで何度か書いているが、私は中学、高校と深夜放送にのめりこんでいた。当時私は北海道釧路市に住んでいて、深夜になると、ソニー製のラジオを慎重にチューニングしながら、在京のラジオ放送局の周波数に合わせ、星降る夜空を眺めながら深夜番組を聴いていたのだ。その頃よく聴いていた番組は、文化放送の「セイヤング」「走れ歌謡曲」、TBSラジオの「パックインミュージック」などである。

これらの在京ラジオ放送局の他に、私は関西のあるラジオ放送局にまでチューニングを仕掛けていた。それは、ABC朝日放送(周波数1008キロヘルツ)で、私がたまに聴いていたのは「ABCヤングリクエスト」という番組だった。これは、番組名が示すとおり、視聴者のリクエスト曲をどんどんかけていくバラエティー番組で、歌好きの私にピッタリだった。

「ABCヤングリクエスト」は月曜日から日曜日まで、毎日放送されていたが、私が必ず聴いたのは日曜日の深夜(つまり、月曜日)だった。というのは、在京のラジオ放送局は日曜日の深夜は大体午前1時頃にすべての放送が終了したのだが、「ABCヤングリクエスト」だけは、平日と同じ午前3時まで放送をしていたのだ。そのエンディングである午前3時が近づく頃、「哀愁のシンフォニー」が何度かラジオから流れてきたのを今でもよく覚えている。この曲が流れてくると、そのなんともいえない切ないメロディーが、深夜の静けさのなかで若い私をセンチメンタルにさせたのである。


ということで、キャンディーズといえば私の場合「哀愁のシンフォニー」だったという話であるが、それはさて置き、最後になりましたが、田中好子さんのご冥福をお祈りいたします。

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