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遊女は頭じゃないのよ、アソコ、アソコ。 [映画]

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私は会社で社員採用の仕事もしているが、その際一番気を使うのは「男女平等」という観点だ。といっても実質的には、女性に不利にならないように対応することがポイントになる。

そんななか、九州大学理学部数学科の来年度試験で、将来的に理系女子の研究者を増やす目的から「女性枠」を設けることが検討されていて、これに対して「男子差別」「男女不平等」との批判が出た。

単純な疑問だけれども、何故理系女子の研究者を増やすことが必要なのだろうか。邪推になるかもしれないが、殺風景な数学科の教室に「もっと華がほしい」ということなのだろうか。もうそうであるならば、「女性枠」というのは男性の性的欲求に基づくものということになってしまう。もちろん、そういうことではないと信じるが、いずれにしろ、天下の九州大学としては少々思慮に欠けた行動だったのではないだろうか。

さて、先日初めて歌舞伎を観た。中村吉右衛門主演の作品で、舞台は吉原遊郭。歌舞伎だから演じるのは全員男性なのだが、なかでも中村福助演じる花魁・八ツ橋の妖艶さには自称「ノンケ」の私も思わずうっとり、ムクムクしてしまった。

吉原といえば映画「吉原炎上」をすぐ思い出す(写真)。名取裕子主演の名作だと思うが、登場する花魁のなかで私が一番好きだったのは花魁・九重を演じた二宮さよ子さんだった。美貌で色気ムンムン、名取裕子とのレズシーンは私にとって、この映画のベストシーンだ(写真)。

このレズシーンは、花魁の筆頭格である九重が、名取裕子演じる新人遊女・若汐に、遊女の女作法を文字どおり体を張って教え込む場面だ。九重は若汐に「廓(くるわ)の女は頭じゃない、頭じゃないんだよ。ここだよ、ここ!」と言って若汐の股間の部分を何度も叩く。そうやって廓の女作法を教え込んでいた九重であったが、若汐にもともと魅力を感じていた九重は、自分自身が廓の女であることを忘れ、若汐の愛撫に悶え、そして絶叫するのである。このレズシーン、何度観てもそそられる。

さて、歌舞伎であるが、中村吉右衛門演じる佐野次郎左衛門は花魁道中で一目ぼれした花魁・八ツ橋のもとに通いつめ、近々身請けするまでになっていた。ところが、八ツ橋の情夫であった浪人・繁山栄之丞がそのことを知り、八ツ橋に愛想尽かしをするよう強要する。不承不承の八ツ橋であったが、結局、次郎左衛門が開いていた大きな宴席で「身請けはもともと嫌だったし、もう私のところには来てくれるな。」と八ツ橋は次郎左衛門に愛想尽かしをし、満座のなかで次郎左衛門は恥をかいてしまう。

その4か月後、国(栃木県)に戻っていた次郎左衛門は再び吉原に来て、八ツ橋を呼び寄せる。二人きりになったとき、次郎左衛門は恥をかかされたに八ツ橋対して刀を抜き、一振りで切り殺す。以上が私の観た歌舞伎のあらすじであるが、遊郭吉原の世界には独自のしきたりや言葉があることがわかり、勉強になった。それにしても、「身請け」という制度はなんとなく凄い感じがする。現代にも似たようなものはあるのかなあ。

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コメント 2

たかね

Karubiさん ご無沙汰してます。

仕事やら花粉症やら風邪やらで、
おとなしくしてましたが、
やっと 待望の時間(ひま)ができつつあります。
(なので、久々にコメントさせていただきますが、ブログを毎々更新されるのは
あな 大変なことですね と感心するばかりです)

社会情勢も刻々と変化しているようですが、
昨今のT電力に対する風説?は、事実なのかもしれませんが
いつの時代にもある、銀行叩きや××叩きの類いと
わかってはいても
社会のジェラシー?とは、まあ恐ろしいというか
マスコミもひまというか、それを見る世間も・・・

昨日、4家族でBBQをやりました。
子供は全員女の子で、幼稚園時代からのつながり。
ママ達の中には働いている方もいるのですが
主婦という永久就職(と昔は思われていた?)業をなりわいと
される方々の会話を横で聞き耳たてていましたが
まあ、恐ろしや

子供たちもいずれはそんな路線に行くのか
と呆然としながら、肉を焼いておりました。

身請けは借金をちゃらにして・・・なんでしょうが
将来のキャッシュアウトをヘッジするという意味では、
主婦業も身請けの一形態かと。。。(失礼)

身請けする立場の夫業が、虐げられ、子供にも
乱暴な口をきかれ(4家族のうち、1家族がそんな感じ。
うちは、そんなことしたら、パパ恐いもんね~
と帰りの車中で嫌みを連発されましたが、
私、運転しながら一言。そんな口聞かれた日にゃ
家に帰りません、と申し上げました)

時代が変わったのか 単に主婦業を司る方々の自覚不足が
子供に連鎖しているだけなのか・・・

老後の身請け(介護)をお願いしないといかんかもしらんので
おとなしくしとくか、と。
by たかね (2011-05-23 13:09) 

karubi

たかねさん、こんばんは。
ご無沙汰しておりました。
琥珀のほうは最近出勤されてますか?
ゆうママ、こんところ絶好調ですよ。

身請け、なかなか深い言葉、制度ですね。
今の世の中、どう考えても、身請けをお願い
するのは男性のほうでしょうね。

私の諸先輩たちも、いかに奥さんに捨てられないに
するか、必死で考えてますよ。
だって、男性は御飯一つまともに炊けないのですから。

たかねさんのところはいろいろあるようですれど、
私の感じでは、なんだかんだ言いながら上手くいくような
感じがするのですが、如何でしょうか。

karubi
by karubi (2011-05-24 21:21) 

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