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全裸スッポンポン、最適温度は29度です。 [高円寺]

img9ffb4391zik9zj-247ef.jpg私のいる会社でも今日からクールビズが始まった。といっても、ネクタイをしていないだけで、スーツに長袖のシャツというスタイルは変わらない。

今朝あるラジオ番組で面白い話をしていた。全裸、つまりスッポンポンの状態では、体感温度が29度のとき、快適さがマックスになるのだそうだ。ご存知のように、クールビズでは事務所の設定温度を28度にすることを政府は推奨しているが、この設定温度というのはエアコンの設定温度のことで、体感温度のことではない。実際の事務所ではたくさんの人間が働いているので、体感温度としては29度か30度くらいに上がっているに違いない。その状況のなかで、スッポンポンではなくパンツやシャツを身に纏っているわけだから、設定温度28度というのは労働環境としては辛い温度なのである。

クールビズというのは、涼しい格好をする代わりに、設定温度を上げで節電することである。しかし、である。設定温度を上げ過ぎると、今度は、仕事の能率が落ち、結果、残業が増える。残業が増えると残業代も増えてしまうということになり、企業にとっては節電によるコスト減よりも、残業増によるコスト増のほうが大きくなってしまい、なんのためのクールビズなのかわからなくなってしまう危険性がある。

ステテコが流行っているという報道を先日テレビで観たが、さすがにステテコ姿で出勤というのは如何かと思うが、私が以前から提案しているように、日本版アロハシャツに短パンという格好なら、涼しいのはもちろん、いろいろなデザインを楽しむこともできるから、もはや亜熱帯と化した日本の夏にうってつけのような気がする。

さて、話は全く変わるが、先日、官能小説で有名な団鬼六さんが亡くなられた。最近では、映画「花と蛇」(写真)の原作者ということで改めて知られることになったが、「花と蛇」は杉本彩主演の2作と小向美奈子主演の最新作、合計3作全部を私は観た。結論から言うと、第一作が一番いい出来で、次に第二作、そして第三作、つまり、だんだん出来が悪くなってきている。特に最新作の小向作品は全体に散漫で焦点がボケていて、酷いとしか言いようがない。杉本彩も小向美奈子もオッパイが大きくて肉感的なところは共通しているが、内面に持っているものが全然異なっているような気がする。

実は今、かなり酔っ払って書いている。今日は会社の飲み会があったのだが、一次会終了後、私は一人高円寺の焼き鳥屋のカウンターで一杯やってきたのだ。店の隅にあるブラウン管テレビを観ながら焼き鳥を頬張っていたのだが、隣に座っていた若い二人連れの男性が、業界関係者らしいのだが、タレントの誰を知っているとか、お笑い芸人の誰と先日一緒に飲んだとか、周囲に聞こえるような大きな声で何度ものたまっているのだ。

くだらない人間の典型だと思いながら横で聞いていたのだが、この手の話は本当に不愉快千万である。私もさっさとその店を出ればよかったのであるが、彼らがどのくらいアホなのかを見極めたくて、思わず長居をしてしまった。ということで、また飲みすぎてしまった。生ビール2杯と酎ハイ4杯を飲んだ。多少今、気持ち悪い。

以上。

純情高円寺の阿波おどり写真。その2 [高円寺]

IMGP1091.JPGIMGP1173.JPGIMGP1162.JPG昨日撮った高円寺阿波おどり写真をアップします。
一枚上の写真ですが、女性の格好がとてもユニークでいいですね。
二枚目の写真は、私としては珍しく子どもを撮ったものです。本番直前の緊張感が、真ん中の子どもからひしひしと伝わってきます。
三枚目の写真ですが、これは三味線を持った右側の美女を撮ったつもりだったのですが、イマイチでした。でもこの女性、綺麗でしたよ。

IMGP1155.JPGそして、フェチの皆様、お待たせいたしました。バックからの写真です。想像力を十分膨らませて、ご堪能ください。


言い訳するわけではないですが、昨日は座った場所がよくなくて、思うようなアングルの写真が撮れませんでした。ところで、阿波おどりの写真コンテストがあるので、応募するつもりです。ここにアップした写真ではありませんが、一昨日1枚、昨日1枚気にいったものがあるので、どちらかを応募するつもりです。結果はまたお知らせいたします。

純情高円寺の阿波おどり写真。 [高円寺]

DSC_0251.JPGDSC_0201.JPGDSC_0326.JPG今日と明日は、高円寺阿波おどり。今日は日中は暑かったけど、夕方は涼しい風も吹いて団扇もほとんど使わずにすんだ。明日も行く予定だが、とりあえず今日撮った写真を3枚。昨日新宿で飲みすぎて疲れていたせいか、写真にどうも気合が感じられない。また明日、がんばって撮ってきます。


高円寺の阿波踊り、ススキノの泡踊り?反省です。 [高円寺]

DSC_0022.JPG暑い、暑いと連呼しても、夏なのだから仕方ない、そういう冷静な人もいるが、それでもやはり、今年の夏は暑い。この暑さのせいで、今年は熱中症で倒れる人が増えているらしい。今朝の読売新聞によると、今月17日以降昨日までに、全国で81人の方が熱中症で亡くなり、その大多数は65歳以上の高齢者だったという。

また、驚くことに、半数以上が室内で亡くなっているらしい。病気でもないのに、ただ暑いというだけで死ぬというのは、なんともやりきれない。ところで、亡くなった81人のうち、ほぼ半数の38人が埼玉県在住者だった。埼玉県のある市は、日本一暑いことを逆手にとって町おこしに利用しているらしいが、こういう状況になると、日本一暑いことを自慢するのは如何なものかという気もする。

地球温暖化はどうやら事実のようだが、そういえば、先週釧路に行ったときに聞いた話だが、水温が上昇しているせいで、例年の1/3しか今年はサンマが獲れていないという。また、これは昨年聞いた話であるが、釧路沖ではこれまで獲れなかった鯵(あじ)が近年、獲れるようになってきたという。これも、温暖化の影響だと言っていた。

温暖化の影響を受けるのは魚介類ばかりではない。平成19年の資料であるが、この年のりんご収穫量第一位は青森県で、全国の55%のりんごが青森県で生産された。ところが、ある予測によると、今から40年くらい経つと、りんごの主生産地は青森県から北海道に移るという。また、これまで北海道では獲れなかった温州みかんなども収穫できるようになるという。

こうなると、今でさえ食料自給率200%(全国平均は約40%)の北海道であるが、今後、果物も豊富に獲れるようになってくるとなると、暑い本州を離れ、みんなで広い北海道に移ったらどうだろうか。ご存知のように、北海道は四季がはっきりしていてじめじめした梅雨もない。食べ物は海の幸、山の幸がいたるところにあり、そして、なによりも土地が安い。つまり、生活しやすいのだ。

新宿にはかなわないけど、札幌にはススキノという大繁華街もある。酒は旨いし、ネーちゃんも綺麗だ(そんな歌が昔あった)。観光客がこれからどっと増えると予想される中国人観光客が一番行きたいところは、北海道だそうだ。ススキノでは、そんな動きを見越して、中国人観光客しか宿泊できないホテルもお目見えした(もちろん、スタッフは全員中国人)。

これからは北海道の時代、そんな気がする。土地がまだ安いうちに、子孫のために、北海道の土地を買われたら如何ですか(まるで、不動産屋ですが)。

さて、私の地元、高円寺の一大イベント、高円寺阿波おどりが来月下旬に開催される。今年は2年ぶりに、フォトコンテストに応募するつもり。昨年は納得のいく作品がなくて、応募を断念した。写真は、昨年の一枚。

寅年でも、ちょっとだけ経済イルージョンを見てみたい。 [高円寺]

IMG_0403.JPGさて、今年も残すところあと一日。私は大晦日の明日、帰省する。天気予報によると釧路は今日の夕方から雪が降り出し、明日の午後あたりまで降り続くらしい。天気のことはお天道様にお祈りするしかない。東京に戻るのは2日。二泊三日の短い帰省であるが、少しだけ親孝行してくるつもりだ。

今年もいろいろなことがあった。でも、昨年もいろいろなことがあったし、来年もまたきっといろいろなことが起こるに違いない。ところで、恒例になった今年の世相をあらわす漢字一字であるが、今年は「新」に決まった。流行語にもなった政権交代のインパクトが選定に影響したように思うが、政治よりももっと劇的に変化を見せたのは経済のほうだったと私は思う。

とにかく不況である。仕事がない、給料は下がる、ボーナスは出ない。社用族が減ったお陰で、銀座、赤坂などのクラブは閑古鳥が鳴いている。流行っているのは、自腹で2000円もあればたっぶり飲み食いできる立飲み屋くらいだ。デフレの波は飲食の世界に押し寄せていて、酒の肴が全品299円という立飲み屋まで現れている。給料が下がっているのだから、モノの値段が安くなるということは歓迎すべきことなのだが、以前にも書いたように、長い目で見るとデフレ・スパイラルというのは経済を収縮させ、不況を一層深刻化させる危険性がある。

ある有名月刊誌が、今の不況は「ユニクロ型不況」と書いた。ユニクロは衣料品を安く売って成長してきた企業だが、だからといって決して「安かろう、悪かろう」という感じではこの頃なくなってきている。ユニクロはもともと独自の経営戦略を持っていて、それに従ってコツコツやってきたら結果、安くてもよい製品を売れるようになってきたのであるから、今のデフレの犯人がまるでユニクロであるような言い方は適当ではないと私は思う。

先日テレビを観ていたら、ある著名エコノミストが面白い話をしていた。スバリ、資本主義はすでに崩壊しているというのだ。資本主義の大原理は「安くモノを仕入れて、高く売る」ということなのだそうだ。しかしながら、資源高などで安く仕入れができなかったり、かりに安く仕入れたとしても高く売れなかったり、資本主義の大原理が崩壊しているというのだ。なるほど、もしそうだとするならば、この資本主義が最も華やかに躍動したのはバブル経済の時期だったのかもしれない。今日1億円で手に入れた土地は、次の日には2億円で売れた。今日1千万円で買った株は、明日には1千2百万円になった。みんなが幸福になれたような気が一瞬したが、それはイルージョン(幻想)、虚構であることを後に我々は知ることになった。

最近、日本は社会主義国になったのかと問題提起する雑誌などがでてきた。これもあるテレビ放送で観た話であるが、ベルリンの壁崩壊を経て東西ドイツは統合されたわけだが、社会主義国のほうが良かったと感じている旧東ドイツ出身者がかなりいるという。旧東ドイツでは会社に対して不平不満を言ってもクビにならなかったが、統合後は、簡単にクビになってしまうとか、以前に比べて貧富の差が広がったとか、資本主義に対する疑問を感じている人が少なくないらしい。

これから日本経済はどうなるのだろうか。あまり好きな言葉ではないが、ごく限られた「勝ち組」だけが富を手にする経済になっていくような気がする。カリスマ性を持った経営者がいる企業、強力な資本力を持つ企業、広く知れ渡ったブランドを持つ企業、このような企業だけが生き残っていく、そういう時代がすでに来ているのかもしれない。先日、キリンとサントリーの経営統合が報じられた。この両社はどちらも「勝ち組」である。これまでの経営統合といえば、「負け組」を「勝ち組」が助けるような形がほとんどだった。キリン、サントリー両社の目指すところはすでに日本国内にはない。海外のライバル企業とどう世界で戦い、そして勝つのか、今回の経営統合は「勝ち組」同士のそうした狙いが一致した結果の産物だった。

さて、来年は寅年。経済面から見ると、寅年はこれまであまりよくない年が続いた。前回の1998年は、前年11月から証券会社、銀行などがいくつか破綻し、日本発の世界金融恐慌になるのではと懸念が広がった年だった。その前の1986年は円高不況の真最中。1974年は第一次オイルショックの翌年だった。その前の1962年は長く続いた岩戸景気の反動で大不況に陥った年だった。来年はこれまでの寅年と違う寅年であってほしいと祈るばかりである。

長々とつまらないことを書いてきたこと、ご容赦願いたい。ここで、私事に関わる恥ずかしい出来事を一つご披露する。少し前から、首のあたりに小さなイボのようなものがいくつか出来ているのに気付いていた。気になるので年内に一度皮膚科で診てもらおうと思い、ようやく一昨日初診で行ったのだが、先生の診断に思わず噴出しそうになった。病名「老人性イボ」。イボはウイルス性のものもあるのだが、私の場合は単に年を取ったせいで出来たものらしい。さっそく左側のイボをレーザーとハサミと除去してもらった。右側は年明けに取ってもらうことにした。私も49歳で年といえば年であるが、「老人性」と言われるとさすがに笑うしかなかった。

さて、今年も皆さんいろいろお世話になりました。今回は北海道にパソコンを持っていかないので、記事の更新は今日を最後にします。一年間ありがとうござました。来年も今住んでいる高円寺(写真、高円寺駅)から懲りずに駄文を発信し続けたいと思います。


皆さん、素敵な新年をお迎えください。

「僕は君を一生大切にします」、公約違反です。 [高円寺]

DSC_0039.JPGDSC_0022.JPG選挙は予想通り、民主党が圧勝した。マスコミが選挙前から民主党圧勝の予想をしていたから、あまり驚かない。まもなく総理大臣になるであろう鳩山さんは今、わが世の春を謳歌していると思うが、それはそれでいい。個人でも組織でも、長い人生などの間に一度や二度、最高潮を迎えるときがあるものだからだ。でも、わが世の春というものはそう長続きしないのも世の常だ。

1年も経たないうちに、もう一度総選挙という可能性は多分にある。なぜなら、民主党の掲げたマニフェストはそう簡単に実現するとは思えないからだ。「やってみなければわからない」、確かにそういうことはあるだろうし、今回国民は「とりあえず一度、民主党にやらせてみよう」という期待感を込めて投票した人も多いに違いない。

そもそものことを言えば、民主党に限らず、マニフェストを絶対守りますと言うからいけない。結婚するときに「僕は君を一生大切にします」と「公約」を掲げるが数年も経たないうちに反故になったり、「わが社は法令順守を徹底します」と世間に「公約」しても不祥事を起こしたり、元来約束というものはそういうものだ。大切なことは、状況に応じて柔軟に対応する勇気と知恵のようなものを持つことであって、マニフェストを金科玉条のごとく祭りたてるのは、民社党政権を短命に終わらせるだけだろうと思う。

ならば、どうしたらよいのか。「公約は破られるためにあるものです」と宣言してしまったら元も子もない。ビジネスの世界では、何か新しいプロジェクトを始めるとき、そのプロジェクトを実施することのメリットとデメリットを必ず検証するものだ。100%メリットだけというプロジェクトというものはない。大切なことは、メリットばかりではなくデメリットもきちんと場に出して、上手くいかなければ会社に損失を与えることもありうるということを、皆が事前に了解することだと思う。

その点からすると、マニフェストはメリットだけのオンパレードだ。そんな甘い話、世の中には絶対ないのだ。例えば子供手当の創設にしても、一方で配偶者控除、扶養者控除が廃止されると言われているので、どんな家庭でも一律、子供一人当たり月額2万6千円増えることにはならず、子供がいない家庭では逆に負担が増えることがあるかもしれないのだ。そういうこともありますということを、正直に言わなければいけない。そうしないと、いざ政権を取ってマニフェストを実行しようとすると「話が違う」「聞いてない」という声が出てくる。そのような声がいろいろな場面で出てくるだろうと予想するので、民主党の掲げたマニフェストは簡単に実現しないだろうと私はみるのだ。

マスコミも態度を豹変させるだろう。これまでは自民党をターゲットにしてきたが、これからは民主党がなんだかんだといじめられるだろう。マスコミが政権を褒める話なんてこれまで聞いたためしがない。マスコミ、国民が政権を褒め、支持するのは独裁国家か大統領などの政権トップが並はずれたカリスマ性を持つ国家に限られる。逆にいえば、マスコミが現政権の粗さがしをして攻撃できるというのは、民主国家の証左なのかもしれない。

さて、この土日、高円寺の阿波おどりを観てきた(写真)。昨日は後半激しい雨が降り、私もずぶ濡れになった。踊っているほうも寒かったと思うが、女性の白い浴衣が雨に濡れている様子は艶っぽかった(エロオヤジ!)。

官僚たちの夏、涼しい夏に決算書を作りましょう。 [高円寺]

DSC_0036.JPG日曜日の午後9時はいつも「行列のできる法律相談所」を観ていたのだが、テレビ局が宗旨替えしたのかどうか知らないが、このところ、ためになる法律番組からエンターテイメント「島田紳助ショー」に番組内容が変わってしまい、あまり観なくなってしまった。ここ数週間はTBSドラマ「官僚たちの夏」を観ている。こちらのほうが「島田紳助ショー」よりよっぽどためになるし面白い。

このドラマを観ていてつくづく思うことは、官僚の世界と実業界とのかい離である。実業界、すなわちビジネスの世界では、不景気になれば給与は下がるし、場合によっては会社が倒産することもある。儲かっているか否か、資産が十分にあるか否か、企業は日々そういうことに関心を払い、経営者は神経をすり減らしている。それに比べると、倒産する心配がいらない点、官庁で働く人たちは羨ましいとドラマを観ていて思う。

さて、明日、衆議院議員選挙が公示される。各党が掲げるマニフェストの争点はどうやら財源問題のようだ。民主党のマニフェストは、子供手当の創設、公立高校の実質無償化、高速道路の無料化などを打ち出しているが、これに対して自民党は、それらの財源が明確になっていないとして反発している。民主党は無駄な支出を止めれば新たな財源が生まれると説明するが、これは政治の世界だけではなく、家計でも企業でも同じである。ただ、現実にはこれがなかなか至難の技なのだ。

私は、日本国の決算書を作ったらいいと思う。日本には株式会社、有限会社合わせて300万社以上あるとされるが、どんなに小さな会社でも決算書(財政状態を示す貸借対照表、業績を示す損益計算書など)は必ず作っている。決算書があれば、この会社は儲かっているかとか、財政状態は健全かとか、大体判るものである。

官庁、公営企業、日本国はそれぞれ時間をかけてもいいから、それぞれの決算書を作ったらどうだろう。そうすれば、どこにどのくらい預金があるとか、どの官庁が儲かっているかとか、金目の資産がどのくらいあるかとか、誰でもわかるようになるような気がする。そうなってしまうと官僚、政治家などは「裁量権」「自由度」などが奪われ不都合になるのかもしれないが、決算書さえひとたび出来上がってしまえば、財源があるとかないとか、多くとか少ないとかいつまでも雲を掴むような生産性のない議論はしなくて済むような気がする。

世間はまだお盆モードのようで静かである。気温はこのところ高くなっているが、夜になると秋風のような涼しい風が吹いて気持ちいい。

写真は昨日午後の高円寺純情商店街の様子。

高円寺阿波踊り、無音阿波踊りだけは勘弁を。 [高円寺]

IMGP0225.JPG酒井法子容疑者の逮捕には本当に驚いた。行方がわからなくなったときにちょっと不自然な感じは抱いたけれど、まさか本人が覚せい剤を使用しているとは思わなかった。のりピーがんばれのような記事を先日ここで書いたが、正直浅墓だった。

昨日、仙台から戻り、上野を散策した後、JOUさんという女性コンテンポラリーダンサーの公演を観るために神楽坂に向かった。その後タクシーを拾って夜の新宿を目指し、軽く食事をしてから新宿ゴールデン街にもぐり込んだ。

酒井容疑者逮捕のことはそこの女性店長から聞いた。カウンターで一緒になった事情通の常連さんによると、酒井容疑者の覚せい剤使用はその世界ではかなり前から広く知られていたらしい。それだけでも驚いたが、続けて彼はもっと恐ろしい話をはじめた。取り調べがはじまり、酒井容疑者が包み隠さずすべてを話してしまうと、芋づる式に多くの芸能人の名前が挙がるだろうというのだ。だから、酒井容疑者が「失踪」したと報じられたとき、「最悪の事態」になってくれたほうがいいと祈った芸能人が多数いるはずだというのだ。

夫が逮捕された現場に酒井容疑者が居合わせ、その後、男性二人が酒井容疑者と子供をクルマに乗せて立ち去ったと報道されているが、男性二人はその世界の人たちだろうと言われ、彼女を含め「今後の対策」を練ったのではないかと常連客の方は「解説」していた。もちろん真偽のほどはわからないが、展開次第によっては、芸能界全体を巻き込む大スキャンダルに発展する可能性もある、そんな大袈裟なことになってきたしまったようだ。

あまり気持ちのいい話でなかったが、その割には酒のほうは進んだ。ビール1杯と梅酒4杯を飲んでから2軒目に突入。バーボンの水割りを3杯飲んだ後、レッド・アイというビールとトマト・ジュースを組み合わせたカクテルを2杯いただいた。口当たりがよくてもっといけそうだったが、時計を見るともう少しで日付変更線を越えそうな時間だったので、そこで打ち止めにした。ちなみに、レッド・アイとは、二日酔いのときの赤目のことを言うらしいが、私の目はそのときすでにレッド・アイになっていた。

まあー、人生いろいろ、人生エロエロなわけだけど、さっき放送されていた「バンキシャ」で嫌なニュースがあった。愛知県のある市で、無音盆踊りが開催されたというニュースだ。無音盆踊りとは、大きなスピーカーから音を流しそれに合わせて踊るのではなく、踊り手全員が盆踊りの音楽が流れるイヤホンを耳に差し、そこから聞こえてくる音楽に合わせて踊ることをいうらしい。浴衣を着た女性たちが受信機のようなものを帯に入れ、黒いイヤホンをして踊る姿はまさしく「異様」だ。

総合病院が盆踊り会場の近くにあり、そのための防音対策ということらしい。市の担当者はこの企画は大成功と自画自賛していたが、本当にそれでよいのだろうか。少し前に似たような話を聞いてゾッとしたことがあった。それは、午前6時半から始まる夏のラジオ体操に、近所から音が「うるさい」とクレームがよくあるという話だ。

我慢とか許容ということができなくなってきているように思う。自分の気にくわないことにはすぐにクレームをつける。それをまた安易に受け入れてしまう社会風土も残念なことにできあがりつつある。盆踊りはせいぜい2、3日のことだろうし、ラジオ体操だって時間にすれば5分程度のことだろう。どぉってことない話ではないか。ここは我慢、我慢しかないだろう。話は飛躍するかもしれないが、市民とか、庶民とか、消費者とか、生活者とか、こういう類のものに安易に迎合する社会は必ず異常な社会になるはずだ。

消費者庁がもうすぐ発足するが、以前にも書いたように、絶対どこかでパンクするに決まっている。なぜなら、消費に関する全国のクレームがすべて消費者庁に集中するわけだから、対応しきれなくなるに決まっている。なんでもかんでもクレームをつける輩は全国に五万といるし、それこそ、「ラジオ体操の音はどうにかなりませんか。うるさくて寝られません。」、こんなことで電話をしてくる輩も当然でてくるだろう。

こういう我慢のきかない社会、キレやすい社会になってしまったのはどうしてなのだろう。どこかに必ず原因があると思うが、浅学非才の私にはよくわからない。

さて、金曜日、土曜日と、二日間よく歩き、よく飲んだおかけで、今日は完全にダウン。クリーニングを取りに行って、その帰りにスーパーに行って少し買物をしてきた。あとはずっと家にいた。

写真は去年の高円寺阿波踊りの様子。まさか、こちらは無音阿波踊りにならないだろうね。彼女の耳に、黒いイヤホンはいただけませんよ。

政治も、性事も、リラックス、リラックス。 [高円寺]

DSC_0022.JPG今度の総選挙で政権を担うことになるであろう民主党が昨日、選挙公約であるマニフェストを公表した。国民生活の立て直しをするため、子供手当の創設、公立高校の実質無償化などを公約として掲げた。注目される財源については、公共事業や補助金などの見直しを行うなど、無駄遣いを徹底的に排除して確保するという。マニフェストというものは民主党に限らずどの党でも「バラ色」になるものであるが、バラ色になればなるほど、公約が実現されなかったときの失望も大きくなるわけである。

鳩山代表は会見で、マニフェストが実行できなければ政治家を辞めると啖呵を切ったが、そんなのは当たり前のことで、改めて大きな声で言うことでもない。鳩山代表は会社で言えば社長であるから、目標を達成できなければ社長が責任を取るのは世間ではごく普通のことである。

本来は外交や防衛といったことについても議論されるべきだと思うが、生活という身近なことにどうしても国民の関心が行きがちなのは仕方ない。今朝テレビを観ていたら、子供手当創設に関する街の声が紹介されていた。子供を持つほとんどの親は「歓迎」だったが、中学校まで1人26,000円貰えるわけだから「いりません」と断る親がいるわけがない。一方で、「どこかにツケが回ってくるわけですよね」と冷静に反応する人もいた。「世の中に上手い話がそうあるわけがない」、そういう庶民感覚というものは的中することが多く、私もなんとなくそんな感じがする。

民主党のマニフェストを一言で言えば、官僚主導の政治を打破し、無駄をなくして浮いたお金を国民に分配する、私はそう理解した。会社に置き換えてみれば、経営能力のない役員をクビにして、無駄な経費を徹底的に削減し、それで生み出された利益を社員に分配する、そういうことなのだろう。これが間違っているとは言わないが、こればかりずっとやっていると、経済全体が成長しない。経済全体が成長しなければ、お父さんの給料は一向に上がらない。なぜなら、会社の業績が良くならないから。マニフェストには中小企業の減税を若干盛り込んではいるが、総じて言えば、民主党のマニフェストは経済面が脆弱だと思う。

さて、自民党も31日にマニフェストを出すという。そもそもマニフェストというものをどう考えるべきなのだろうか。小泉元首相は以前、選挙公約を守れなかったことは大したことではない、と発言して物議を醸し出したことがあった。小泉さんという政治家は本当に正直な人だとそのとき私は思った。

思うに、マニフェストというのはとにかく立派過ぎるのである。非の打ちどころがないのである。立派過ぎるものには必ず、「嘘」や「無理」がついてまわるものである。どうしてもう少しリラックスできないのだろうか。リラックスとは、出来ないことは出来ないと正直に言うとか、今はできないけど1年以内には結論を出したいとか、良いこともあるが悪いこともあると正直に打ち明けるとか、もっと自然体で国民に語りかけることを指している。どんなことにも万能はないのである。

政治の話が長くなってしまった。今度は性事の話を近々書く予定をしています。政治だけではなく、性事のほうもリラックスが大切かもしれないね(?)。

写真は今夜の高円寺駅。来月29日、30日に、高円寺阿波踊りが行われる。今年もフォトコンテストに応募する予定です。

高円寺、飲んで酔っても、いつでも背広が買えます。 [高円寺]

IMG_0172.JPGこう書くとまた叱られるかもしれないが、足利事件で再審請求中に釈放された菅家さんについて、「精度の高いDNA鑑定が行われた結果釈放されたけど、彼は本当に真犯人ではないのだろうか?」と疑問に感じていた人は結構いたのではないだろうか。でも、菅家さんの喜びの表情をテレビで何度も見せつけられると、なかなかそういう不謹慎に属するような話はできないものである。しかしながら、当時捜査を行った栃木県警本部長が昨日謝罪した後の菅家さんのコメントを聞いて私は、菅家さんの無実をかなり確信した。

その理由は、菅家さんは「人の言に極めて左右されやすい人間」であることがわかったからである。釈放後に行われた記者会見で「警察は絶対に許しません」と涙ながらに語っていた。17年間も身に覚えのない罪で自由を奪われたわけだから、そういう厳しい言葉も当然出るだろう。しかしながら、それから二週間も経たないうちに、県警本部長の「心からのお詫び」を聞いた菅家さんは「(警察を)許す気になった」と割と簡単に警察を許してしまったのである。

このコメントを聞いて私は、厳しい取り調べを受けて自白を供応されたという菅家さんの話は本当だったに違いないと思った。菅家さんは多分、他人の言動に影響を受けやすい人間、否、もっと言えば、簡単に洗脳されやすいタイプの人間なのではないだろうか。少なくとも、私のようにひねくれていて、天の邪鬼な人間ではないに違いない。

さて、酒に溺れている私は昨日も今日も高円寺で飲んだ。昨日は二度づけ禁止の串揚げ屋。何度も言いますが、大阪では串カツ屋です。チューハイ3杯に串揚げを10本くらい食べた。そういえば冷やしトマトも食べた。今日は高円寺中通りにある焼鳥屋に行ってきた。高円寺で焼鳥を食べるときはここと決めている店がある。そこに行ってきた。ここでは鳥皮のポン酢が一番のお気に入り。レモンサワーを3杯飲み、鳥皮のぽん酢、焼鳥6本、そしてまたまた冷やしトマトを注文。冷やしトマトって結構好きです。

さて、写真は高円寺駅北口の様子。ここから10分くらいのところに私は住んでいます。それはどうでもよいのですが、左に見えるのが朝8時まで営業する桃太郎すし。その先に、24時間営業の東急ストアーがある。ここまでは何の変哲もないのだが、凄いのは、右に見える紳士服店。この紳士服店(アオキ、コナカのような紳士服店)、驚くことなかれ、24時間営業する紳士服店である。ワイシャツ、背広、靴下、下着、鞄などなど、24時間いつでもここで買える。こんな紳士服店、絶対東京でしか成り立たないよね。

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