SSブログ

名古屋コーチン、男性天国「錦」、名古屋の夜はディープです。 [芸術]

午前11時15分、新幹線のぞみ81号は定刻通り名古屋駅に到着した。今日は1日だけ休暇をもらい、初めての名古屋にやってきた。新幹線に乗れば2時間もかからないで行ける名古屋なのに、私はこの大都市に一度も留まったことがなかった。

名古屋ど素人の私を、ブログで知り合った名古屋在住の美人画家、蝶々さんが案内してくれることになった。蝶々家には3匹の芝犬がいて、今日は3匹のなかでも一番やんちゃな良狗(りく、写真)が蝶々さんと一緒に私を出迎えてくれた。

尾張名古屋は城でもつ。徳川家康が命じて約400年前に築城した名古屋城(写真)をまず訪れた。私はお城というものを間近に見るのはこれが生まれて初めてである。名古屋城といえば何といっても金のシャチホコ。オリジナルは第二次世界大戦で焼失し、現在の金シャチは昭和34年に天守閣とともに再建された。城内では今、安土桃山時代に使われていた刀剣、火縄銃などが展示されている。北海道という歴史の浅い土地で育った私には、安土桃山時代とか江戸時代といっても全く臨場感がない。

昨年愛媛県の大三島神社に行った時に、嘘か本当か知らないが源平合戦で使用された刀などが展示されていて、「へーっ」と思ったが、そのときに似た感情を今回も持った。天守閣からは名古屋市内が一望できたが、遠くに見えるある地域が関ヶ原であると説明書きがあり、やっぱり「へーっ」と思った。本州(北海道人は内地という)は北海道と違い、やはり歴史の重厚感が違うなと改めて感じた。

夕飯は、鳥料理の老舗「鳥久」で名古屋コーチンの鍋料理を頂いた。この店の名物料理は名古屋コーチンの味噌鍋。黒く厚い鍋に脂を薄くひき、そこに玉ねぎ、長ねぎ、しらたきなどを入れて少し焼く。適度に焼けたら、白い鳥スープを鍋に注いでひと煮立ちさせる。そこに甘く味付けされた八丁味噌を流し込む。そのあとにいよいよ主役の名古屋コーチンが登場する。つくね、レバー、モモ肉などを豪快に鍋の中に放り込み、全体に味噌が具材にしみ込んだら出来上がり。八丁味噌の甘さが名古屋コーチンとよく合う。特につくねは絶品だった。明治に建てられた風情ある店舗の個室で食べる味噌鍋に舌鼓を打った。

蝶々さんとはこの店で別れ、私は一人、錦というバー、クラブ、キャバクラなどが密集する繁華街に繰り出した。初めての名古屋で夜のしきたりも知らない一見さんだったが、客引きのおにーさん達の誘惑を敢然と振り切って、私はあるキャバクラを選んで潜り込んだ。まあ、命まで取られることはないだろうと思い、思い切って入ったのだが、結果としては看板に偽りなしの良心的なキャバクラだった。名古屋弁丸出しの20歳くらいのホステスさんの話を聞いていると、今自分が名古屋にいることを実感した。

日中は暑かったが、夜はさすがに涼しい。錦からホテルまではタクシーに乗った。そのタクシーの運転手さんが、自分は巨人ファンだと言っていた。実は名古屋には巨人ファンがかなりいるというのだ。私はにわかに信じられなかったが、もしそれが本当であるならば、私は名古屋に対してもっと親近感を持てるのではないだろうかと思った。


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(9) 

nice! 0

コメント 2

蝶々

お~!さすが、karubiさん、仕事が早いですね!
どっかで見た子が載ってるぞ!と驚きました。
あの後、錦に行かれたんですね^^金曜日だったので、混んでいたでしょう?
私は、あの後、爆睡。変な時間に起きました。
もっと、ゆっくり出来れば良かったのですが・・・また、11月の東京でお会いしましょう。^^
あまり、役立たずな親善大使でしたが、今日は1日ありがとうございました。楽しかったね!
「karubiさん、またこや~ね!」(by良狗)
by 蝶々 (2007-09-29 02:42) 

karubi

蝶々さん、おはようございます。

昨日は私のために時間を割いていただき、ありがとうございました。
良狗もお疲れ様でした。本当にかわいい、いい犬ですね。

鳥久の味噌鍋、つくねがよかったですね。名古屋らしい料理を頂く
ことができて感謝しています。

錦、今度は事前によくリサーチして来たいと思います。
お客さんをお送りするホステスさん多く見ましたが、皆さん奇麗な方
ばかりでしたね。名古屋は美人の産地ですね。

11月、東京でお待ちしております。新宿で飲みましょう。

karubi
by karubi (2007-09-29 08:16) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 9

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。