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ジェロさん、正直に言うと違和感あります。 [芸術]

IMG_0263.JPG札幌は木曜日、金曜日と冷たい小雨が降り、今朝はちらちらと雪が舞っていた。こんなに札幌が寒いとは思わなかった。お陰で風邪が悪化した。コートを持って行かなかったのが敗因だ。さて、東京は昨日、桜が満開になった。私の家から10分ほど歩いたところにある中野通りは都内でも有数の桜の名所で、ソメイヨシノが2キロにわたって通りを埋め尽くしている(写真)、元気であれば中野駅北口で一杯やろうと思っていたのだが、こんな体調では酒も不味くなってしまうので、今日は断腸の思いで諦めた。

さて、話は変わるが、ジェロという黒人演歌歌手をご存知だろうか。先月、「海雪」という歌で演歌歌手デヴューを果たした。このジェロさん、生まれ育ったのはアメリカであるが、母方の祖母が日本人だったので小さい頃から演歌に親しんでいたのだそうだ。アメリカの大学を卒業後日本で就職し、その傍ら各地のカラオケ大会に出場してあるときスカウトの目に留まり、演歌歌手としてデヴューすることになったのだ。

テレビで彼の歌と日本語を一度聞いたが、見事なものだった。「でも」、と私は思った。こういう話をするとお前は料簡が狭いとか、人種差別とか言われるかもしれないが、私の正直な感想のようなものを書いてみたい。単刀直入に言うと「黒人の演歌には不自然さを感じる」のだ。これは日本語の発音が滑らかでないとか、歌が下手だとか、歌詞の意味をよく理解していないとか、演歌の心をわかっていないとかそういうことを言っているのではない。なかなか言いにくいことなのだが、「見た目」に違和感があるのだ。要は、ビジュアル的に「違う」のだ。

日本の演歌は日本人でなければいけない。このことの是非を議論しようと私はしているのではない。ただ、現実的な話をしようというのである。我々日本人はずっとこれまで、演歌は日本人のものだと思ってきた。普通に日本語を話し、黄色や白色の肌をした日本人が歌うものが演歌だと思ってきた。そう思ってきたところに、突然、黒い肌を持つ黒人歌手が演歌を歌いだした。「それ、違うよね」、と私以外の多くの日本人が口には出さないけれどもそう思っているに違いない。演歌と黒人がどうしても結びつかないのである。私は何を言いたいのかというと、「黒人が演歌を歌ってもヒットしませんよ。1曲くらいは話題性があって売れかもしれないが、その後はきっと長続きしませんよ」という、ジェロさんが売れるか売れないかに関する現実的な結論を言いたいのである。

少し話が飛躍するかもしれないが、「見た目」の問題というのは現実の世界ではとても重要な要素になっていると思う。イケメンと醜男、美人と醜女、黒人と白人その他いろいろあると思うが、これらのことはすべて「生まれながら」の違いである。だから、冷たい言い方かもしれないけれど、イケメンは一生イケメンだし、醜男は一生醜男であって、これが変わることはない(整形という手段はあるかもしれないが)。それでは、一般的に女性にモテルのはどっちだろうか。もちろんイケメンのほうだろう。これが残念ながら現実というものなのであるである。だからと言って、醜男のほうはいじけてはいけない。現実は現実として淡々と受け入れればいいのである。見た目のことは劣等感を持つことなくイケメンに譲り、違う部分で醜男は自分の持つ長所を伸ばせばいいのだと思う。

やっぱり鼻水が止まらない。身体もだるくなってきた。今日はこの辺までにして寝よう。

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