築地焼鳥屋、ホッビー(HOPPY)でハッピー(HAPPY)な気分。 [映画]
部長クラスが半年に一回集まって営業報告などを行う会議が昨日あり、夕方、懇親会を築地の焼鳥屋で行った。いつも懇親会といえば寿司屋か居酒屋と相場が決まっているのだが、たまには嗜好を変えてみようと思い、焼鳥屋の2階を借り切ることにした。焼鳥が美味しかったこともあり、評判は上々だった。それに何よりも寿司屋なんかと比べると値段が安い。お腹一杯食べて、ぐでんぐでんに酔っぱらっても一人5千円以内で収まる。今後は当分焼鳥屋で一次会をすることにしよう。
さて、一次会は大いに盛り上がり午後8時前には終わった。私はホッビーをかなりのハイスピードで飲んだせいか、いつになく酔っていた。この安くてすぐ酔うことができ、かつ、カロリーが低い夢のようなアルコール飲料ホッピー、実は北海道にホッビーはあまりない。私も東京に来て初めて飲んだ。どうして北海道にホッビーが少ないのか知らないが、私も含め北海道出身者は飲みやすくて美味しいと思うので、北海道で本格的に売ればきっと人気が出るような気がする。ホッピーを飲んでハッピーな気分になったので、銀座までまた足を伸ばしてしまった。8丁目のバーでウィスキーをガブガブ飲み、結局昨日も午前様になってしまった。今週3回目のサルになったのである。
次は映画の話。靖国神社をテーマにした日中合作のドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」の上映を取り止める映画館が相次いでいる。上映を取り止めた理由は新聞などを読む限りでは、次のことのようだ。一つは、上映を中止するよう右翼団体から抗議された映画館があったこと。もう一つは、もし上映したら右翼団体に脅されたりするかもしれないと考えた映画館が多かったこと。つまり、映画館側が右翼団体の存在を恐れて上映を取り止めたということらしい。
このような状況に対して日本新聞協会が次のような声明を一昨日発表した。「公開が決まっていたドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」の上映中止という事態が生じたことは残念でならない。映画の内容をどう評価するかは個々人の問題であるが、その評価、判断の機会が奪われてしまうことは、表現・言論の自由を擁護する立場から看過できない。表現活動が萎縮(いしゅく)する社会にしてはならないと考える」(原文どおり)。
この声明文、ちょっと変だと思いませんか。「正義の味方」である新聞社らしい声明文だと思うが、この書き方だと、表現と言論の自由を犯したのはあたかも映画の中止を取り止めた映画館にあるようである。表現と言論の自由を守ることが新聞社、メディアの使命であるとするならば、彼らが主張すべきことは、映画館に上映を中止するよう実際に抗議をしたり、実際に抗議しないまでも映画館に恐怖心を与えたりして「靖国」の上映を妨害している右翼団体の言動を非難することなのではないのだろうか。弱い立場にある映画館に攻撃の矛先を向けるのは見当違いというものではないか。
新聞社もきっと右翼団体が怖いに違いない。もし右翼団体を攻撃するようなことを書いたり、声明文などを出したりしたら、彼らから執拗な嫌がらせを受けるかもしれないと考えたのかもしれない。もしそういうことなら、上のような「カッコいい」声明文なんてわざわざ出さなければいいのである。新聞社だって人間が経営しているのである。だから万能ではない。表現や言論に関する今回のような「事件」が起きたときは、表現や言論の自由を守ることを使命としているメディアとして「カッコいい」一言を世間に対して発信したい気持ちはわかるが、無理をすると上のようなヘンテコな声明文を出す羽目になってしまう。
「どうしようもないこと」「仕方ないこと」というのが世の中にはあるものだ。そのことをメディアに身を置く人間は知るべきだと思う。間違っても自分を万能の神だと思い込んではいけない。
さて、一次会は大いに盛り上がり午後8時前には終わった。私はホッビーをかなりのハイスピードで飲んだせいか、いつになく酔っていた。この安くてすぐ酔うことができ、かつ、カロリーが低い夢のようなアルコール飲料ホッピー、実は北海道にホッビーはあまりない。私も東京に来て初めて飲んだ。どうして北海道にホッビーが少ないのか知らないが、私も含め北海道出身者は飲みやすくて美味しいと思うので、北海道で本格的に売ればきっと人気が出るような気がする。ホッピーを飲んでハッピーな気分になったので、銀座までまた足を伸ばしてしまった。8丁目のバーでウィスキーをガブガブ飲み、結局昨日も午前様になってしまった。今週3回目のサルになったのである。
次は映画の話。靖国神社をテーマにした日中合作のドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」の上映を取り止める映画館が相次いでいる。上映を取り止めた理由は新聞などを読む限りでは、次のことのようだ。一つは、上映を中止するよう右翼団体から抗議された映画館があったこと。もう一つは、もし上映したら右翼団体に脅されたりするかもしれないと考えた映画館が多かったこと。つまり、映画館側が右翼団体の存在を恐れて上映を取り止めたということらしい。
このような状況に対して日本新聞協会が次のような声明を一昨日発表した。「公開が決まっていたドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」の上映中止という事態が生じたことは残念でならない。映画の内容をどう評価するかは個々人の問題であるが、その評価、判断の機会が奪われてしまうことは、表現・言論の自由を擁護する立場から看過できない。表現活動が萎縮(いしゅく)する社会にしてはならないと考える」(原文どおり)。
この声明文、ちょっと変だと思いませんか。「正義の味方」である新聞社らしい声明文だと思うが、この書き方だと、表現と言論の自由を犯したのはあたかも映画の中止を取り止めた映画館にあるようである。表現と言論の自由を守ることが新聞社、メディアの使命であるとするならば、彼らが主張すべきことは、映画館に上映を中止するよう実際に抗議をしたり、実際に抗議しないまでも映画館に恐怖心を与えたりして「靖国」の上映を妨害している右翼団体の言動を非難することなのではないのだろうか。弱い立場にある映画館に攻撃の矛先を向けるのは見当違いというものではないか。
新聞社もきっと右翼団体が怖いに違いない。もし右翼団体を攻撃するようなことを書いたり、声明文などを出したりしたら、彼らから執拗な嫌がらせを受けるかもしれないと考えたのかもしれない。もしそういうことなら、上のような「カッコいい」声明文なんてわざわざ出さなければいいのである。新聞社だって人間が経営しているのである。だから万能ではない。表現や言論に関する今回のような「事件」が起きたときは、表現や言論の自由を守ることを使命としているメディアとして「カッコいい」一言を世間に対して発信したい気持ちはわかるが、無理をすると上のようなヘンテコな声明文を出す羽目になってしまう。
「どうしようもないこと」「仕方ないこと」というのが世の中にはあるものだ。そのことをメディアに身を置く人間は知るべきだと思う。間違っても自分を万能の神だと思い込んではいけない。
2008-04-05 21:07
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