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新宿駅の募金活動、東京都の許可が必要? [新宿]

IMG_0300.JPG東京はムシムシしていて気持ちが悪い。早くネクタイを外して半袖シャツ一枚で通勤したい。あと2週間の辛抱だ。クールビズに備え先日、夏用のパンツ(スラックス)5本を押し入れから取り出し念のため足を通してみた。予想通りフロントのホックが止まらない。やばい。これからダイエットを始めてももう間に合わないので仕方なく、人間ではなくパンツのほうを直すことにした。高円寺駅近くにある寸法直しのお店に行って、ウエストを1センチから1.5センチ出してもらうことにした。その店の店員さんが「出しですね、出し」としつこく聞くので「詰めではなく、出しです。肥ったので、出しです!」と答えるとようやく了解したようだった。高校生の頃は今より10センチ以上も痩せていた。いつどこでこんなに脂肪がついてしまったのだろうか。

さて、昨日新宿を歩いていたら、新宿駅東口の前で、中国四川省で起きた大地震の被災者に対する義援金募集の活動をしている人たちを見かけた。言葉を聞いているとどうやら中国の方もいるようだった。ご存知のとおりこの地震ではすでに3万人以上が犠牲となり、いまだ行方不明者が1万人近くいるといわれている大災害だ。そうなると当然義援金活動というのも起こってくるわけであるが、道行く方々はどうされるのかしばらく様子を眺めていたら、義援金を募る白い箱に浄財を入れている方はほとんどいないことがわかった。

新宿駅のように乗降客が多い駅のふたりでは様々な募金活動が行われている。今回のような大地震が起こった直後は必ずと言っていいほど行われている。ただ、日本赤十字社とか信頼できる団体が正式に行う募金活動であれば私も躊躇することなく募金をするのであるが、「いかがわしい」集団が募金活動を行っているケースが多いといわれていて、よく「素性」がわからない集団への募金はしないことにしている。彼らは集まったお金を義援金として実際に使わず、自分たちの儲けとして懐に入れてしまうのである。要するに詐欺である。そのような実態がテレビの報道番組で何度も伝えられたので、東京都民は街頭で募金することにかなり慎重になっている。

街頭募金は東京都の許可制にしたらどうかと思う。募金をする際には少し大きめの「募金活動許可証明書」のようなものを「掲示」させ(よく工事現場に掲げてあるようなもの)、道行く人達に「我々は決していかがしい団体ではありません」ということを承知してもらえばよいのではないだろうか。そうすれば募金の趣旨に賛同した人は安心して財布の紐を解くことができる。そして、募金活動が終了したら東京都に収支決算報告をさせて、経費などを差し引いて残ったお金がどのように使われたのかもわかるようにしたらいいと思う。こういうことでもしない限り、詐欺まがいの募金活動はいつまでも根絶できないのではないだろうか。

写真は雨が降り出す前の今夜の新宿。この頃、街の風景が綺麗に写る時間帯というものがあるような気がする。

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