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ギャンブル好きのかた、北海道のカジノへようこそ。 [北海道]

sharon_stone_damiani_03.jpg大切なお得意さんと一緒に釧路に行ってきた。日中の気温は思ったよりも高かったが、夕方になると一気に冷え込んでくる。夜の懇親会のほうはちょっと奮発して、毛蟹も出してもらった。酒は釧路の地酒福司。冷酒より燗酒にして飲むほうが旨い酒だ。毛蟹ももちろんよかったが、雲丹の茶碗蒸し、真だこのしゃぶしゃぶ、イクラの鮨もよかった。お得意さんの接待と称して、ちょっとばかり贅沢をさせてもらった。

酒ばかり飲み、コレステロールの多く食べ物を毎日のように食べて、長生きしようと望むことは間違っている。だから私は以前にも書いたように、60歳くらいまで生きられればいいと思っている。60歳というと今から12年後。実は、私の父は60歳で亡くなっている。その父、つまり私の祖父も60歳代で亡くなっている。平均寿命が80歳以上という時代に、父と祖父の死亡年齢は明らかに早すぎる。そう考えたとき、寿命に関するDNAというものは確実に子孫に伝えられていて、寿命を伸ばすために個人の努力で出来ることは限られているのではないかと思うようになった。先日書いたが、ある哲学者によると、人間の生涯は生まれたときに8割決められていという。想像でしかないが、人間の寿命についても、生まれたときに8割は決まっているのではないかと思うのだ。

ちょっと暗い話になったので、切り替えて、夢のある話を一つ。今回私と一緒に釧路に行ったお得意さんは釧路が初めてだった。日中市内を案内し、夜繁華街に繰り出したわけだが、今朝釧路空港で、釧路の感想を聞いてみたら、外交辞令は多少あるかもしれないが、嬉しいことを言ってくれた。曰く「また、是非釧路に来てみたい。自然は雄大で、食べ物は美味しい。物価も安い。繁華街も思ったより賑わっている。人も親切だ。」。褒められ過ぎのようで、ちょっと落ち着かない感じもするが、この言葉を聞いて私はあることを考えた。

北海道を独立国家に出来ないだろうか。すぐにとは言わないが、30年後くらいにはどうだろうか。以前の記事を抜粋してみる。「地球温暖化が今のスピードで進んだ場合、今から50年後、日本人の主食であるコメは北海道で増収、その他で減収になるとの予測を昨年、農林水産省は行った。その他では、例えばリンゴについては、今から50年後には北海道が最適栽培地となり、現在リンゴの主力生産地である青森や長野では栽培適地から外れるとしている。また、温州ミカンについても、和歌山などが栽培適地外になってくると予測された。」。

北海道出張を長く続けていると、地球温暖化の影響を肌で感じることができる。気温の上昇の影響は、農業や漁業の変化に少しずつ表れている。私が北海道にいたこと、北海道産のコメは甘味が少なく、粘り気もなくて美味しくなかった。ところが今から10年位前に、品種改良を進めた結果本州のコメと遜色のない美味しさを持つ「ほしのゆめ」が開発された。北海道の人が食べるコメは自分たちで作ることができるようになったのである。漁業についても、北海道周辺の海水温度上昇を原因として、獲れる魚介類の種類が少しずつ変わり始めているのだそうだ。

北海道の人口は約550万人。調べたことはないが、この人口よりも少ない国家が世界にはいくつもあるのではないのだろうか。北海道には多くの産業がある。農業、漁業、酪農、観光等。立派に独立してやっていける素地は十分あるのではないかと思う。そんな北海道が今、何故これまで疲弊しているのか。それは一言で言えば、公共事業を中心とした国頼りの政治を長年行ってきたからではないだろうか。自分たちで独立して生きていける力があるのに、他人に頼りきりになってしまい、本来の力を発揮できていない、私はそんな感じがしている。

といっても、国家として独立するには、ある程度の税収も必要だ。その財源をどうするか。北海道でカジノを経営したらどうだろうか。安易と思われるかもしれないが、チャンスはあると思う。ギャンブルというと、子供の教育によくないとか、治安上問題があるというが、砂漠にカジノを作ったラスベガスを勉強したらいいし、どうしても教育上の問題があるとすれば、北海道周辺の離島でやったらどうだろうか。ムツゴロウでお馴染みの畑正憲さんだって、動物王国を作るために最初に北海道に来たときは、家族と電気も水もない無人島に来てがんばったのだから、その精神を見習ったらいいと思う。離島で大丈夫という声もあるかもしれないが、ギャンブル好きは離島でもどこでも一攫千金を求めてやってくるものである。

これから不動産を買うなら北海道ではないかと思う。今から30年も経つと、東京をはじめ本州は灼熱地獄と化し、人間が住む土地ではなくなるかもしれない。そして、その予兆はすで起きているといっていいのではないか。ご自分の孫の代の幸せを本当に望むなら、まだ安い北海道の土地を購入されることをお勧めする。北海道の時代、本当にやってきますよ。

写真はシャロン・ストーン。映画「CASINO」で好演した。
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