SSブログ

男性天国、福岡中洲の夜は更けてゆく。 [時事]

CIMG1121.JPG出張するときに羽田空港まではいつもリムジンバスを利用している。新宿京王百貨店前から乗車するのだが、朝の早い時間帯だと羽田空港までは30分前後で行くから速くて便利だ。さて、その新宿京王百貨店では今、恒例となった「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」が開催されている。今年でなんと44回目になるのだそうだ。産経新聞によると、例年、13日間で6億円以上を売り上げる超人気の企画で、その秘密は、全国47都道府県から200種以上の弁当が勢ぞろいする品数の多さにあるらしい。

ところで気になる売上個数ランキングであるが、不動の第一位はご存知「いかめし」(北海道森駅)。続く第二位は「牛肉どまん中」(山形県米沢駅)、そして第三位は「かきめし」(北海道厚岸駅)だ。ちなみに、私の故郷、釧路の「たらば寿し」弁当は第九位にランクインしていた。ベストテンのなかに北海道の駅弁が3つランクインしたが、残念ながら、今日来た福岡県を含め、九州の駅弁はベストテンに一つも入っていなかった。

駅弁を食べると何となく旅に行った気分になったり、実際に旅したときのことを思い出したりするのだろうが、そんなに売れるなら一年中全国の駅弁を売ったらいいじゃないかという考え方も出てくるだろう。でも、そこはそう単純にはいかないところに駅弁の難しさがあるのではないかと思う。駅弁は旅と一体になっているわけであるが、旅気分というのはたまに味わうからいいのであって、年がら年中駅弁を食べて旅気分に浸っていると新鮮さが失われて、必ず飽きが来る。そうなれば、駅弁はいらない、ということになるだろう。こういう企画は年に一、二回開催するのが頻度としては適正なのであって、物事は何でも程度問題、過ぎたるは及ばざるが如し、ということだろう。

さて、今日の午前中、福岡に到着した。東京も寒いが福岡もけっこう寒い。昼に博多ラーメンを食べ、それから仕事。夕方仕事を終え、夜は中州でもつ鍋を食べた。東京にももつ鍋店は多くなったが、やはり本場のもつ鍋を体験してみたかった(写真)。もつ鍋以外のサイドメニューに自家製明太子や熊本産馬刺しなどがあるところが九州らしい。ところで中洲といえば九州一の歓楽街、そして男性天国だが、男性天国のほうは今回、残念ながらお預けになった。

もつ鍋でお腹が一杯になったのだが、福岡まで来たら屋台も覗いてみたい。インターネットで調べてみたら、福岡には天神、中洲、長浜と大きく3つの屋台エリアがあるらしい。今回はもつ鍋屋から歩いてすぐのところにある中洲の屋台エリアに行ってみた(写真)。この辺りの屋台は那珂川沿いにあり、何となく風情がある。写真右上はウコンの力の巨大オブジェ。決してトリックではありません。

ということで、九州福岡の夜も更けていった。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。