SSブログ

だんべ、まんじゅう、ぼぼ、女性器の方言だそうです。 [新宿]

DSC_0060.JPG一昨日の金曜日、福岡中洲でもつ鍋をカウンターで食べていたら、すぐ横に若い女性二人がお喋りをしながら鍋をつついていた。悪いかなあと思いつつ聞き耳を立てていたら、博多弁がどんどん飛び出して来て(当り前か)、あー今自分は福岡にいる、そんな実感が湧いてきた。プライベートで大阪に行ったときも、居酒屋でお客さん同士が大阪弁で掛け合い漫才のような話をしているのを黙って聞いていると、自分が今間違いなく大阪にいることを感じる。方言や訛りは国の手形と言われるが、北海道出身の私が理解できない方言や訛りは全国に山ほどあるに違いない。

さて、今日は日曜日ということで、大人のちょっとエッチな話をしたい。寺山修司に、その名もズバリ「へっぺ」というエッセイがある。彼の出身地である青森の方言では、セックスのことを「へっぺ」と言う。さらに、女性器のことは「だんべ」と言い、私の故郷である北海道では「へっぺ」は使うが、「だんべ」というのはあまり聞いたことがない。

エッセイにこんな話がある。寺山の小学校時代、東京から疎開してきたカマキリと呼ばれる生徒がいた(多分痩せていたのだろう)。寺山と彼の悪友たちは彼をつかまえて、股のあいだにある毛の生えたところは東京弁では何と言うのかとカマキリに詰問したが、カマキリは知らないと答えた。それではというので、家に帰って聞いて来いと脅したら、二日後、カマキリは一通の封筒を寺山らに持ってきた。その中にはカマキリの母が「回答」を書いた便箋が入っていて、さっそく開けてみると、その白い便せんには細い上品なペン字で「おまんこ」と書いてあったというのだ。

なかなか楽しい話であるが、物好きの私は、女性器が全国で何と呼ばれているのか、少し調べてみた。例えば、秋田県「まんじゅう」、山形県「アベチョ」、岩手県「びった」、福島県「べっちょ」、石川県「ちゃんべ」、愛知県「おべちょ」、大阪府「おめこ」、三重県「ちょんちょんと」、熊本県「ぼぼ」などである。まー、とにかく色々言い方があるものだ。これらを大まかに見てみると、東京を始めとする関東・甲信越は「まんこ、おまんこ」、大阪を始めとする近畿圏は「おめこ」という言い方が多く、その他の地域はそれぞれ独自の言い方がある、そんなふうに整理できるような気がする。女性器に対して男性器はこれほどのバリエーションがあるのかどうかは分からないが、多分、女性器の言い方のバリエーションのほうが圧倒的に多いような気がする(わからないが)。

今日新宿駅西口を歩いていたら、マスコミのカメラがたくさんあるのでミーハーな私はきっと有名人が来るのだろうと思い待っていたら、水泳の北島選手が現れた(写真、彼の右隣りは体操の森末さん、その右は水泳の森田さん)。北島選手は、2016年のオリンピックを東京に誘致するための「2016東京誘致応援党党首」として、都民の誘致支持をお願いするために登場したらしい。

写真がピンボケで申し訳ないが、北島選手は思ったよりも大きな感じはしなかった。もちろん裸になれば筋肉隆々なのだと思うが。

私はオリンピック誘致には賛成なので、彼の登場に拍手をしたが、今回立候補している4都市のなかでは、地元支持率は東京が一番低いのだそうだ。開催地決定には地元支持率も考慮されるため、支持率アップに北島選手が一役買ったということらしい。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。