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Strong Sex Sceneあり、15歳未満はお断りです。 [映画]

IMG_0608.JPG最初は、いちゃもんから。成田から海外出張するとき、駅のことでよく混乱する。新宿から乗ると、最初に着くターミナルはJALなどがある「第二旅客ターミナル」、続いてANAなどがある「第一旅客ターミナル」である。これに対応するJRの駅はそれぞれ「空港第二ターミナル駅」と「成田空港駅」である。

誰でもわかるようにシンプルにすることが物事肝心であるから、空港に向かって最初に着く駅を「第一旅客ターミナル駅」、次の駅を「第二旅客ターミナル駅」として、現在JALなどがある「第二旅客ターミナル」を「第一旅客ターミナル」に、現在ANAなどがある「第一ターミナル」を「第二ターミナル」と呼称変更したらどうだろうか。そうすれば、迷う人はいなくなると思うのだが。それと、昨日気づいたことだが、「空港第二ターミナル駅」の一つ手前に単なる「成田駅」というのがある。「成田駅」と「成田空港駅」、日本人でも間違えそうである。JRさん、思い切って一度整理されたらどうですかね。

さて、今日はブリスベンで仕事。打ち合わせをする会社は、町の中心からハイウェイに乗って(日本の高速道路より断然早く、料金もかかりません)40分ほど行ったところにある。会社のすぐ隣にゴルフ場があるくらいだから、相当の田舎である。会議を終えてタクシーを呼んでもらったら、タクシーが来るまで20分近くかかった。そもそもその辺はタクシーがあまり走っていないのである。さて、仕事のほうは、満足度で言えば90点、わざわざ高いお金を使って来た甲斐は十分あったと思う(自己評価はとりあえず高くしておく)。

ブリスベンは今、夏。今日も最高気温が28度くらいあった。それでも湿度がそう高くないので助かる。上の写真は最も人が集まる「モール」と呼ばれる商店街にあるカフェの様子である。このすぐ近くにバーガーキングがあるのだが、その店は、私が語学研修でここに来ていた22年前からずっと同じ場所で営業を続けている。オーストラリアではハンバーガーといえばマックよりバーガーキングだ。

0000427307-63818L.jpgオーストラリアといえば、そのものズバリ、「オーストラリア」という映画がニコール・キッドマン主演で公開される(写真)。彼女はアメリカ生まれであるが、オーストラリアの国籍も取得して現在はオーストラリアの女優として活躍し、オスカーも手にしている。前夫であるトム・クルーズと共演した「アイズ・ワイド・ショット」はエロスに満ちた作品で好きだったが、ひょっとしたら彼女が主演した映画のDVDが円高の力で安く買えるのではと思い、「モール」にあるHMVに行ってみたら、思わず面白いものを見つけた。

それは、DVDに「暴力シーンが多く15歳未満には売らない」「激しいセックスシーンが多く18歳未満には売らない」「暴力的な言葉が多く15歳未満には売らない」とか、いろいろ販売を制限するシールが付いていたのだ。これに対して、誰が観ても問題のない作品には「M」マークが付いていて、これはModerate、つまり、適切、適当な作品であるという意味なのだ。モノ好きの私は当然日本では上映できないようなDVDを一枚買ってみることにした。そのDVDには「Strong Sex Scene」と書かれ、15歳未満には販売しない旨のシールが貼ってあった。日本のHMVにはこういった自主規制はないのではないだろうか。オーストラリア人は大雑把な国民のイメージがあるが、結構きめの細かいこともやっているのだ。

法律による規制、自主規制ということを日本人はあまり好きではないのかもしれない。いろいろな法律、ルールに縛られたくない、そう考えている人が多いような気がする。太宰治は『人間失格』で、合法というものには底知れぬ強いものが感じられ自分は好きではない、自分は非合法というもののほうが居心地がよくて好きだということを書いているが、こういう心情は日本人なら理解できるが、法律、ルールで世の中を律してきた欧米の人々にはひょっとしたら理解に苦しむことなのかもしれない。

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