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ファウルボール注意、お弁当は顔を上げて食べましょう。 [銀座]

IMG_0110.JPG会社のOB会会長が夕方来社して小一時間歓談した後、近くにある行きつけの料理屋で会食した。体調がよくなかったので出来れば遠慮したかったが、社長がどうしても出てくれと言うので参加した(要は、私は会計係りなのだ)。会長さんは今年で81歳になるらしいが、とても元気で喋りもしっかりしている。ところが、会食が始まってしばらくしてからその会長さんが私に向かって「ところでね、××さんは何年入社ですか?」と聞く。ところが、××は私の名前ではないのだ。とっさに会長さんの隣にいたお付きの方が「会長、こちらは○○さんです」と訂正してくれた。元気そうに見えても人間、80歳くらいになるとこういうこともあるのかなあと感慨深いものがあった。

料理屋を後にして、私は一人歩いて銀座8丁目のバーを目指した。午後8時半頃に到着し、午前1時の閉店まで粘った。体調万全ではなかったが久しぶりの酒ということで、料理屋で日本酒を飲み過ぎ、勢いがついていた。こうなれば後は野となれ山となれ。行くとこまで行こうと決めた。閉店後、今度はホステスさん二人を誘い、近くにあるうどん屋で小腹を満たした。それから二人を家まで送った届け、私も自宅に戻った。時計の針はそのとき午前3時に届こうとしていた。あー、またやってしまった。

さて、プロ野球のセ・パ交流戦が今月19日からスタートする。私はこの交流戦が結構気に入っていて、去年は札幌まで行って日ハム・阪神戦を観てきた。今年も来月上旬に神宮で行われるヤクルト・楽天戦を観に行く予定で、チケットもすでに購入している。現在パ・リーグ首位を走る楽天の野村監督が古巣ヤクルトとどう戦うのか今から楽しみである。

ところで、球場の内野席に座っているとファウルボールが近くに飛んでくることがある。かなりの勢いで飛んでくるので当たると痛いだろうと思うが、みんな上手く避けている。なかには素手でキャッチする猛者もたまにいるが、普通は避ける。しかしながら、不幸にもファウルボールが身体を直撃することもある。

昨年5月、仙台で行われた楽天戦で、ファウルボールが男性の右目を眼鏡の上から直撃した。男性は病院に運ばれその後治療を続けたが0.3あった視力が0.03に下がったとして今般、楽天と球場を管理する宮城県を相手取り、4400万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。

知らなかったが、日本の場合、ファウルボールによる怪我については基本的に球団には責任がない、つまり損害賠償はしないという決まりになっているが、ただし治療費だけは負担することになっているらしい。今回のケースでも、男性の治療費だけはずっと楽天が負担してきた。一方アメリカではどうなのかというと、こちらは観客の自己責任が徹底されていて、球団は治療費も含め一切負担しないことになっている。

この件に関してあるスポーツジャーナリストが面白い話をしていた。それは日本の弁当文化とアメリカのハンバーガー文化の違いという話だ。日本では、弁当、やきそばなどを食べながら観戦することが多い。箸を片手に持ち、もう一方の片手の上に弁当箱などを置きながらうつむき加減で食べる。突然ファウルボールが飛んでくるとこの状態では避けることができない。これに対してアメリカでは、ハンバーガー、ホットドック、ポップコーンなどを食べながら観戦する観客が多いが、両手を使って食べるにしても、試合の様子を観ながら食べることができる。したがって、ファウルボールが襲って来てもとっさに避けることができるというのだ。

なかなか面白い話ではある。私なりにもう少し考えてみると、弁当、やきそばなどは顔を食べ物のほうに近づけて食べるのに対し、ハンバーガー、ホッとドックなどは食べ物を顔のほうに近づけて食べるものだ。そういう違いなのかもしれない。

今日もまた詰まらない話になってしまった。

写真は、昨夜の銀座4丁目交差点、和光。

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コメント 1

小次郎(視力回復訓練中)

こんにちは,小次郎です

会長81歳って元気だなと思いました
野球観戦しててファウルボールが
目に直撃するってあるんですね
それは怖いなと思いました
視力が下がるのも怖いし
内野席では観戦したくないですね

by 小次郎(視力回復訓練中) (2009-06-07 14:01) 

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