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キャビンアテンダントの皆さん、英語より中国語、韓国語です。 [北海道]

090429202827_2.jpg先日、札幌から東京に戻る飛行機で、体格のいい「外国人男性」が私の横に座った。英字新聞を静かに読み、座席前のポケットにパソコンと雑誌を差し込んでいた。離陸後しばらくして、飲み物のサービスが始まった。少し年輩のキャビンアテンダントの方がカートを押して通路側に座っていた私の横に到着したとき、窓側に座っていた「外国人男性」に「Would you like something to drink?(お飲み物はいかがですか)」と英語で問いかけた。するとその「外国人男性」は「コーヒーお願いします」と、実に自然な日本語で答え、続けて「砂糖は二つください。」と細かいリクエストまで流暢な日本語で話した。

この「外国人男性」、どうやらハーフのようだ。コーヒーを飲んだ後彼は座席前のポケットから雑誌を取り出して読み始めた。横目でちらりと覗いたらタイトルは何と「ラジコン技術」。日本人にとってさえ専門的で結構マニアックな雑誌なのに、それをすらすら読んでいる。

外国人だから日本語はわからないはず、キャビンアテンダントにはそういう先入観があり、何の疑いものなく英語で彼に話しかけたに違いない。でもよく考えてみると、ここは日本、国際線ならいざ知らず、国内線なのだから、たとえ日本語がわからないと思っても最初は日本語で話しかけるべきなのではないだろうか。それでもし通じないようであれば、そのとき初めて英語を使ってみたらどうなのだろう。今回のような光景を目にすると、日本人の英語コンプレックスは相当深刻なような気がする。

仮に百歩譲り、外国人には外国語で話しかけることも機内サービスの一環であるというなら、キャビンアテンダントが勉強して話さなければならないのはもはや英語ではなく、中国語や韓国語なのではないだろうか。北海道に旅行された方なら誰でも実感していると思うが、北海道には大勢の観光客が中国、台湾、韓国からやってきている。英語圏の外国人乗客にだけ気を遣い、中国人や韓国人などの乗客には何の配慮もしないというのであれば、それはバランスを欠くことのような気がする。

さて、昨夜は経理部の中堅社員を誘い、決算慰労会と称して銀座の焼肉屋で一杯やった。今日は朝7時40分発のJAL便で釧路に行くことになっていたので、一次会だけでお開きにしようと思っていたのだが、完全に甘かった。マッコリを飲んで気持ち良くなり、私以上に歌好きの彼らもどうやら二次会に行きたそうな顔をしだしたので、「よし、二次会に行くぞ!」の号令の下、銀座8丁目にあるバーに乗り込んだ。

結局、家に着いたのは午後11時前。今朝はほんとうに辛かった。午前4時半に起きて出張の準備をした。それにしても、土日の出張は何か損をしたような気分になる。

写真は釧路の丹頂鶴自然公園の丹頂鶴。ひなが生まれる季節を迎えている。

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