目玉焼き、黄身から食べるあなたは、Sです。

昨日、神宮球場で行われたヤクルト対楽天戦を観に行く予定だったが、雨が降り続いていたので行くのを止めた。1塁側のS指定席でいい席でもったいないので、雨でも行きたいという社員がいたので彼にチケットをあげた。来月は阪神戦を観るために甲子園に行くことにしている。二回連続雨だけは勘弁してほしい。

ところで、何となく嫌な感じになってきた。原油価格がまた上昇しはじめているのだ。昨年夏に1バーレル147ドルの史上最高値を付けた原油価格はその後下げに転じ、今年の2月には33ドルまで下げた。その原油価格が今週、70ドル直前まで急上昇した。この状況を受け、落ち着いていたガソリン価格もじわじわ上がり始めている。今回の原油価格急騰も投機資金の流入が原因とされている。原油高で苦しんだ昨年の悪夢はいまだに余韻を残しているというのに、拝金主義者たちはまた生産性のない「ゲーム」を始めたのかもしれない。

もう一つ、嫌なことがある。中国からの野菜、食品加工品などの輸入量が増え始めているらしい。残留農薬問題などが発生し、食の安全性確保の観点から、多少高くても安全な日本産の食料品が見直されてきた。ところが景気が悪化して給料が下がったことから、安い中国輸入品への需要が増え始めたのだ。

このような話を聞くと、「忘れる」という人間の基本的な性質を改めて感じる。悪夢を体験したり、嫌な思いをしたりした直後は深く「反省」するのであるが、少し時間が経過するとその「反省」を忘れてしまう。「反省」→「忘れる」→「再び反省」→「再び忘れる」、この頃、この「反省」「忘れる」のサイクルがだんだん短くなってきたような気がする。どうも人間は「性懲りもなく失敗を繰り返す」動物のようだ。

さて、次は目玉焼きの話。皆さんは目玉焼きをどのようにして食べるだろうか。黄身と白身を混ぜて一緒に食べるだろうか。黄身から食べるだろうか、それとも、白身から食べて最後に黄身だけ食べるだろうか。まず、黄身から食べる人。この方は攻撃性があり、Ｓだそうです。白身を食べて黄身を最後まで残す方。この方は快楽を継続させたい性質があり、Ｍだそうです。ちなみに私は、黄身と白身を混ぜて一緒に食べるので、ＳとＭ両方対応可なのかもしれません。

実はこれ、フランス文学者の鹿島茂さんが昼のテレビで話したもの。鹿島さんはズバリ『ＳとＭ』などＳＭや性に関する著作も多く、サド伯爵は実はマゾだったという話の解説をするためにテレビに出演されたようで、その流れで冒頭のＳＭ診断クイズが出された。以前ここで鹿島さんの『ＳとＭ』のことを書いた際に、封筒をハサミで丁寧に切る几帳面な人はＳ、私のように手でビリビリと破るズボラな性格の人はＭという心理学上の話に触れたが、目玉焼き診断は果たして当たるのだろうか。

今日は一日雨かと思ったら午後から晴れたので、夕方、吉祥寺の焼鳥「いせや総本店」に行った(写真)。昨年新店舗をオープンしたが、創業１９２８年というからとにかく古い。新しくなってもモツ焼きの旨さと安さは以前のままだ(午後7時半頃の撮影。画面右下にまだ行列ができている)。

コメント 2

karubiさん、先日はお世話になりました＾＾
なるほど、封筒の切り方の時にもコメントしましたが、私は目玉焼き。
黄身しか食べません。
卵は混ぜてから焼いて欲しいような気がします。目玉焼きだと、黄身だけほじくって後は、いらん。という感じ。
当たるもんですね～＾＾；
ちなみに、極上のＭの要素がなければ、上質なＳにはなれないように思います。実践するかどうかは別で、脳内の問題です。
by 蝶々 (2009-06-08 09:50) 

蝶々さん、先日はお疲れ様でした。
新宿の夜、楽しんでいただけましたか。
東京の疲れはとれましたか。
目玉焼きＳＭ診断、蝶々さんの場合、また当たった感じですね。
私は黄身と白身を混ぜて食べるのですが、これはどう解釈したら
いいのでしょうかね。

karubi
by karubi (2009-06-08 11:00)