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夜の世界遺産、新宿ゴールデン街を蝶々のように舞いましょう。 [新宿]

IMG_0159.JPGIMG_0160.JPGテレサ・テンのヒット曲といえば「時の流れに身をまかせ」「別れの予感」「空港」「つぐない」などたくさんあるが、私が一番好きなのは「香港」という曲で、カラオケに行くとよく歌っている。「アジアの歌姫」との異名を持つ彼女であったが、惜しまれつつ、今から14年前に42歳という若さで亡くなった。タイのホテルで亡くなった彼女であるが、暗殺されたのではという説もあった。

そのテレサ・テンが「政治にも強い関心があった」という話が昨日の産経コラム欄に出ていた。たとえば、中国で20年前に起きた天安門事件の際には、民社化デモ弾圧に抗議して香港で行われた抗議集会に参加したそうだ。あるときは、ジーンズにサングラスをかけ、「民主万歳」と書かれたはちまきをしていたこともあったという。政治とは全く無縁に見えたテレサ・テンであるが、民主化運動の闘士のような一面を持っていたことは知らなかった。政治色を帯びていた大スターの死は暗殺であったというのも、あながちない話ではないと思った。

さて、ブログ仲間の蝶々さんが名古屋から東京に来られた。今回は新宿ゴールデンコース。蝶々さんのお友達で東京在住のこちらも日本画家であるリエちゃんも加わり、三人で不夜城新宿を飲み歩いた。

一軒目は新宿三丁目にある「どん底」。三島由紀夫、金子光晴を始め各界の著名人が愛した新宿の老舗洋風居酒屋である(写真)。この店のオススメは何と言ってもチーズがたっぷりのったミックスビザ。蝶々さんもリエちゃんも美味しそうに頬張っていた。その他バジリコパスタやサラミなども食べてお腹が一杯になったので、今度は新宿ゴールデン街(写真)を目指した。

まずは三番街にある「原子心母」に入った。先客(男性)が二人いたが、すぐに仲良くなった。すでにハイテンション気味だった美人ママもとても気さくな方で、SM談義で大いに盛り上がった。話をしているうちに男性客の一人がM男であることが判明したため、その場は一気にヒートアップ。しばらくして次のお客さんが入ってきたので、河岸を変えることにした。次も三番街のあるお店。こちらも美人の佳代ママが経営する「エボカ」。蝶々さんは突き出しで出された手作りの味噌汁を美味しそうに飲んでいた。

少し落ち着いたところで、次に移動。新宿ゴールデンコースの締めはゲイ・タウン新宿二丁目。売春防止法が施行された昭和33年までこの一帯は赤線地帯であった。赤線地帯とは合法的な売春地帯のこと。今は男色一色であるから、変われば変わるものである。新宿二丁目に来てゲイ専門のビデオ店の前で記念写真を撮っていたら、数人のゲイが蝶々さんを見て「あ~ら、美人さんねー」と言いながら通り過ぎて行った。昨日行ったのは「クレージー・キャット」というお店。マスターも加わって「大人の話題」でまたまた盛り上がったのであるが、蝶々さんは疲れて眠そうな様子だったので、日付が変わる前に店を出てタクシーを拾い、銀座のホテルまで蝶々さんをお送りした。

いつものように、銀座、新宿の夜は更けていった。

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まさ

最近、智也のヤツが妙に金持ってるから吐かせたら、こんな所で稼いでやがったよ(笑
http://oppao.net/g-navi/e2synh0/
by まさ (2009-06-06 00:09) 

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