SSブログ

ゲイタウンには北海道出身者が多いのだ。 [新宿]

DSC_0032.JPG一昨日、会社は開店休業状態で、正直時間を持て余してしまったので、昨日も同じような状況だろうと思い、急遽、会社を休むことにした。急に休むことにしたので、一日どう過ごそうかと朝から考えたのであるが、なかなか名案が浮かばない。映画鑑賞、美術館巡り、漫才(新宿よしもの)、カラオケボックス、昼から酒場巡り、いろいろ考えたがどれもピンとこない。

結局、東銀座にある映画館で上映している水野美紀主演の「さそり」を観に行くことにした。会社から東銀座はかなり近いので少し躊躇したが、この映画くらいしか興味をそそるものがなかったので、仕方なかった(写真は昨日午後の銀座4丁目交差点。傘はもちろん日傘)。

さて、このところ、大雨や地震などの自然災害が頻発している。東名高速道路の崩落も驚いたが、それ以上に驚いたのが、台風が直撃した台湾で起きた6階建ホテルの倒壊である。増水した河の水がホテルの側の堤防を決壊させ、足場の弱くなったホテルが川めがけて倒れたのだ。

長雨、日照不足などの影響を受けて野菜の価格が上昇しているが、これを受け農水省は、「規格外」の野菜を出荷するよう農家に要請することを検討しているらしい。規格外の野菜とは、傷があるとか、キュウリで言えば真っ直ぐではなく曲がっているとか、スーパーなどで商品として通常並べられないような野菜のことを言うらしい。いわば「ふぞろいの野菜たち」ということだ。

「ふぞろいの野菜たち」といえば、山田太一原作・脚本の「ふぞろいの林檎たち」を思い出す。その山田太一の代表作と言えばやはり「岸辺のアルバム」ではないかと思う。八千草薫主演で、家庭崩壊を描き、ホームドラマにしては珍しく全体的に暗いムードが漂う作品で、最後は水害で家が流されてしまうと言う悲劇的な結末を迎える。

miki-mizuno-00232203.jpgところで、映画「さそり」であるが、新境地を拓くべく水野美紀(写真)が果敢にチャレンジした作品であるということはひしひしと伝わったが、如何せん、彼女は女囚役にはどう見ても向いていない。「さそり」は梶芽衣子が主演した「女囚さそりシリーズ」のリメイクであるが、梶芽衣子が主人公・松島ナミ役をあまりにも見事に演じたので、どうしても水野美紀の松島ナミは見劣りしてしまう。それは、水野美紀の演技力が劣るということではなく、梶芽衣子のようなすれた感じとか、エロスのようなものが水野美紀に欠けているということのような気がする。彼女には彼女に向いた役柄というものが他にあるように思う。

映画を観終わってから銀座を散策し、それから新宿に戻った。夜が更けてから新宿ゴールデン街で一杯やり、その後、久しぶりに日本一のゲイタウン、新宿二丁目に向かった。ママ(男性ですが)のほかに若いホステス(男性ですが)が二人働いていたが、聞いてみると二人とも北海道出身ということで、北海道の話で大いに盛り上がってしまい、結局その店を出たのは午前二時近かった。ママによると、新宿二丁目には北海道出身者が多くいるということだった。どうしてなのかなーと考えようとしたが、酔っ払っていて思考能力がゼロになっていたので出来なかった。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。