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六尺フンドシを着用する女性、くい込みます。 [新宿]

aya-sugimoto-00237070.jpg土曜日はいつもどこかで飲むのだが、日曜日に朝早くから会社で会議が行われることになり、一昨日の土曜日は酒を一滴も飲まずに久しぶりの休肝日となった。その反動が昨日の夜出てしまった。仕事を終え新宿ゴールデン街で午後9時過ぎから飲み始めたのであるが、完全に勢いがついてしまい、飲んで飲んで飲みまくった結果、家に戻ったのは今朝の5時になってしまった。

何もそこまで飲まなくてもという声が聞こえてきそうだが、植木等ではないがわかっちゃいるけど止められないのが酒というものである。よく、飲む、打つ、買うと言われるが、私は博打と女性のほうはあまりやらないので(?)、飲むのだけは一生懸命なのかもしれない。そういえば、若い頃酒を飲み過ぎて身体を壊してしまい、55歳を過ぎた頃から酒を一滴も飲めなくなった人が私の会社にいる。私は、彼のようにだけはなりたくないと思っていつも彼を見ている。

さて、次はSMの話。SMという言葉が一般使われるようになったのは昭和20年代の後半からと言われるが、それより以前の昭和22年に、日本初となるSM総合雑誌「奇譚クラブ」が創刊された。この「奇譚クラブ」の誕生から昭和50年の廃刊までの様子をSM業界に長年かかわってきた濡木痴夢男さんが『「奇譚クラブ」とその周辺』という本で詳しく書いていて、これがなかなか面白い。

この本を読んで私が知ったことは、人間には性に関する果てしのない妄想力、空想力、欲情欲があるということだ。フンドシを愛し、いつも六尺フンドシを着用する女性、ウエストを縄でぎりぎりまで細く締め付けられた女体を愛する男性、女性器を嫌い、性交をせずに女性にフェラチオだけをさせる男性、縄で縛られることだけが男女の性行為だと信じ、誰とでも性交してしまう人妻など、一般的には変態、アブノーマル、マニアック、フェチと映るものを、この雑誌は文章、絵、写真など使用して紹介してきた。

人の趣味や嗜好は誰にも説明できない、そういう意味の諺が英語にあるが、性に関する趣味、嗜好については、この諺がピッタリくる。誰にも、人にはあまり言えないような性癖のようなものが必ずあるに違いない。だからといってそれは決してアブノーマルでも変態的なことでもないと私は思う。さらに言えば、人に言えないような性癖が一つや二つあるほうが人間的で私は好きだ。ところで、「奇譚クラブ」は後年、青少年の健全な成長によくない影響を与える「悪書」として当局から目をつけられたらしいが、濡木さんも書いているが、世の中に良書も悪書もない、私もそう思うし、他人の自由な考え方におせっかいをしないというのが民主主義の大原則だとという意見にも私は賛成したい。

写真は杉本彩。SM映画「花と蛇」で主演した(写真は映画とは無関係です)。

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