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なぜ私はヤンキースの松井秀喜選手を応援するのか。 [時事]

matsui585_640215a.jpg昨年9月25日、私は次のような記事を書いた。

「ヤンキースの松井秀喜選手がヒザの手術を行い、ヤンキースに来季残留できるかどうかは微妙な情勢らしい。松井選手には来季もストライプのユニホームを着てほしいと私は願っている。私は松井選手をジャイアンツにいたときから応援していたし、今も日本人大リーガーのなかでは彼を一番応援している。イチロー選手も松坂大輔投手も日本人として誇りに思う大リーガーであるが、正直言うと、イチロー選手が年間最多安打記録を打ち立てても、松坂投手が日本人大リーガーとして最多勝利を挙げても、あまり興味がないのだ。私の関心事はいつも松井選手だけにある。

松井選手は私がファンであるジャイアンツにいた選手であるのに対してイチロー選手はオリックスにいた選手であるとか、松井選手は試合を決める長打力をもっていて華やかさがある選手であるのに対してイチロー選手は単打が多く面白味に欠ける選手であるとか、そういう意味で松井選手を応援しているわけではない。私も自分自身で彼を応援するはっきりとした理由がわからないのであるが、もしあるとすれば、彼が見せる日本人の謙虚さみたいなもののような気がする。人種がどうあれ、尊敬される人間はどこにおいても尊敬される、そうことなのなのだろうと思う。もし、アメリカから帰ってくることになるのであれば、是非ジャイアンツでもう一度プレーをしてほしい。」。

この記事で書いた私の気持ちは今も変わらないが、その松井選手がワールドシリーズを制し、自身も最優秀選手に輝いた。ヤンキースに入って苦労も多かったからようやく報われた格好だ。そして試合後のインタヴューで見せた謙虚な態度と言葉はいつもどおりのもので、本当に感心した。今の時代、謙譲の美徳なんて流行らないよという人もいるかもしれないけど、謙譲の美徳こそ日本人を日本人たらしめている精神であり、世界の人もそこに日本人の良さを感じていると私は思う。

ところで、日本のプロ野球のレベルは世界一だから、メジャー、メジャーと騒ぐことはないと先日書いたが、松井選手の今回の最優秀選手受賞は、改めて日本のプロ野球の水準の高さを証明することとなった。振り返ってみると、今年の野球界はワールド・ベースボール・クラシックでの日本優勝で始まり、松井選手のワールドシリーズでの大活躍で終わるという、まさに日本プロ野球イヤーだったような気がする(写真は、昨日の松井選手)。

さて、昨日から出張で釧路に来ている。思ったより暖かくてコートをもってこなかったのは正解だった。釧路に来るのはいつも仕事なので、運賃がいくらかかっているのか気にしたことがなかったが、年末に帰省するので運賃を改めて調べてみたら、この時期、羽田-釧路間は片道4万円1千円、往復だと8万2千円することがわかった。なんて高いんだろうね。これだけあれば東南アジアあたりだと簡単に行けそうだけど、帰省には特別の意味があるから仕方ない。でもこの出費、本当に痛いね。









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