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オリンピック国母選手、カリスマになれたのに... [北海道]

IMG_0455.JPG今、お食事中の方もいらっしゃると思うが、今日はまずトイレの話から。皆さんの家庭のトイレは和式だろうか、それとも洋式だろうか。どうだろう、和式トイレというのはほとんど今は皆無に近いのではないだろうか。先日、オフィスが来月から上野に移転するとお知らせしたが、オフィスが入るビルは20年くらい前に建てられたもので決して古いとは言えないのだが、一部に和式トイレがあった。和式トイレはどうもという声が圧倒的だったので、今回の移転を機に、ウォシュレットの洋式トイレに全部取り替えることにした。

今日釧路に行くために羽田空港に来て「大」をしようと思いトイレを探したら、早朝という時間帯のせいもあり、「大」のほうは「渋滞」していた。我慢し切れなかったので唯一空いていた和式トイレに入った。久しぶりだなあと思いながら、ぐっと低くしゃがみ込み、大きく股を開いて勢いよく脱糞したら(失礼!)、なんと気持ちの良いことか。腸に溜まっていた便をすべて出し切った、そんな爽快感があった。この爽快感、洋式トイレでは決して味わえない。作家の稲垣足穂はこのエクスタシー的爽快感を「A感覚」と名付けたが、なるほど、性的恍惚感にも勝る快感があった。お食事中のみなさん、冒頭からこんな話で大変失礼しました。

次は少しだけ真面目な話。オリンピックの国母選手の話。ご存知のように、レゲー風の乱れた服装、記者会見での不適当な発言で物議をかもした。私も、服装のことはそんなにうるさく言わなくてもなあと思ったり、一方で、「ちぇ、うるせーな」という記者会見での不遜な態度は許せないと思ったり、彼の問題をどう捉えていいのか整理しかねていた。

そんななか、今日発売された週刊ポスト誌上での評論家・呉智英氏とタレント・ビートたけしさんの指摘は「なるほど」と思わせた。呉さんは、彼には「自覚」が欠けていると指摘する。自覚とは、日本のオリンピック代表としての義務、責任の自覚ということらしい。具体的には、代表選手として遵守すべき「ドレスコード(服装基準)」を守らなかったということだ。ただ同時に呉さんは、そのことについて周囲の大人たちはきちんと指導すべきであったとして、指導者などの責任についても言及している。

一方、たけしさんの意見はこうだ。国母選手が服装について自分なりにポリシーを持っていたのなら、「知るか!」と言ってオリンピックを辞退して帰国すればよかったのだ。そうすれば、社会や大人に不満のある若い連中のカリスマに彼はなったかもしれない、実にたけしさんらしい意見であるが、同じような趣旨のことを呉さんも述べている。二人の意見を総合すれば、国母選手の一連の言動は要するに「中途半端だった」ということのようだ。ルールに従うなら徹底的に従う、従わないなら徹底的に抵抗する、そういうことらしい。なるほど、なるほど。

さて、夕方、釧路からプロペラ機で新千歳空港に到着。北海道巡業も明日で終わり。今夜は予定通りジンギスカン鍋でも食べて早めに寝ることにする。写真は、旧道庁赤レンガ。まるで闇夜に浮かぶ怪しい洋館といったたたずまいだ。

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