SSブログ

京都の紅葉、夜は大阪ネオン街の紅葉を楽しみました。 [芸術]

IMGP0402.JPGIMGP0397.JPG午前8時30分羽田発、伊丹空港行のJAL便は、定刻より少し遅れ、午前9時45分、伊丹空港に着陸した。急いでモノレールに乗り、蛍池で阪急宝塚線に乗り換えてようやく梅田に辿り着いた。今度は予定していた午前10時45分発のJR京都線・新快速にJR大阪駅から飛び乗り、その約30分後、30年ぶりとなる京都に足を踏み入れた。

京都では老舗の喫茶店、イノダコーヒ(コーヒーとのびない)で昼食をとり、駅前バスターミナルから清水寺に行く市バスに乗り込んだ。バス停前には紅葉狩り目的の観光客と思われる乗客が長蛇の列をなしている。天気のほうは残念ながら小雨模様。市バスに揺られること約15分。清水寺に最寄りのバス停で下車し、私は近くにあったKマートで念のためビニール傘を購入し、清水寺までの長い坂を登りはじめた。シーズンなのか、修学旅行の学生も多く、坂の両脇に並ぶ土産店で八ツ橋や千枚漬けなどを買う姿も見かけた。京都を歩くといたるところに元祖・八ツ橋の看板が見えるが、一体どれが本物の元祖なのかよくわからない。

さて、仁王門から三重塔を通り、ようやく本堂・清水寺に到着した。最初の写真は、右側が清水寺、左上は京都市内であるが、天気が良ければ鮮やかなブルーが写ったのに残念である。2枚目の写真は、清水の舞台から眼下を見下ろしたときの写真である。紅葉ではないが、皆さんご存知の音羽の滝も写してみた(下の写真)。音羽の滝は長寿、恋愛、学業などに御利益があるとされ、この清らかな水が「清水寺」の由来になったとも言われている。ちなみに清水寺は、ユネスコの世界遺産に登録されている。IMGP0405.JPG

次は高台寺へ。高台寺に着くころ、ようやく青空が見え始めた。高台寺は豊臣秀吉の菩提を弔うために建立され、ねねの寺として親しまれている。ここで撮った写真が下の2枚。IMGP0418.JPGIMGP0427.JPG

さて、日頃の運動不足のせいか、アップダウンの坂道を歩いて息が上がったので、予定より少し早めに京都のほうは切り上げた。再びJR京都線に乗って大阪に戻った。心斎橋のビジネスホテルに午後4時頃チェックインし、体制を整えてから午後6時前、千日前の大衆居酒屋「正宗屋」に向かった。まだ午後6時過ぎだというのに店内は満席状態。別の店にしようかと思ったが、美人のお姉さんが「おにーさん、一人でっか」と声をかけてくれたので、帰るに帰れなく、仕方なく少し待つことにした。ほどなく狭いカウンター席が一つ空き、両脇でメートルが既にかなり上がっているオジサン(私よりかなりオジサン)に「すみません」「すみません」と声をかけて座ってから、酎ハイを注文した。この店のイチオシは何といってもどて焼き(写真)。どて焼きとは、牛のスジ肉を味噌でじっくりと煮込んだ、大阪生まれの食べ物。3本で330円、安くて旨い。この他に生ウニ、茶碗蒸しを注文し、30分くらいで店を後にした。IMGP0428.JPG

次に向かったのは法善寺横丁にある、「元祖串かつ だるま」。新世界に本店がある串かつ屋の法善寺店である。大阪で何軒も串かつを食べ歩いたが、この店の串かつはかなり旨いと思う。海老、レンコン、玉ねぎ、きす、ウインナーなど6本食べ、レモンサワーを2杯飲み、〆て2千円。値段のほうもリーズナブルだ。写真は、法善寺横丁の入口と、だるま店内のメニュー表。ちなみに、この店に入る前に、近くにある水掛不動に商売繁盛と恋愛成就を願い、賽銭をしてまいりました。
IMGP0441.JPGIMGP0433.JPG

今日は朝早くから疲れたのでこれで帰ろうかとも思ったが、何となく物足りない。ホテルまでぷらぷら歩いていたら、旨そうなうどん屋を見つけた。「川福本店」。全くの偶然だったが、いい店を見つけた。きつねうどん(写真)を注文してカウンターの上に色紙が何枚かあるので署名を確認したら大平正芳、宮澤喜一、鈴木善幸など、歴代総理大臣が書いた色紙ばかりだったのである(達筆すぎて読めない総理大臣の色紙もあった)。由緒正しい店であることが判明したのだが、問題はうどんである。御覧のように、あげが大きい。そして、甘い。麺は讃岐うどんほどコシが強くないが、それでもしっかりしている。スープのほうは関西風にしては濃い味がする。私好みのきつねうどんである。それからホテルに帰り、爆睡した。IMGP0446.JPG

明けて今日、土曜日。午前中少し時間があったので、新世界、通天閣まで行ってきた(写真)。まだ朝の10時だというのに串かつ屋は営業していて、酒を飲んでいる客もいる。この一帯は新世界というよりは別世界という感じがする。昨日も串かつを食べたので今日はよそうと思ったが、誘惑に勝てず、「やまと屋」という店に入って6本ばかり朝から食べてしまった。実はその1時間前くらいに、朝食を済ませたばかりだっのに。食い倒れの大阪だ、気にしない、気にしない。IMGP0449.JPG

伊丹空港では赤福を買って飛行機に乗り込んだ。いつも思うが、どうして4個入り、ないしは6個入りの赤福が置いてないのだろうか。一人で8個入りを完食するのは極めて苦しい。赤福さん、何とか考えてくれませんか。

一泊二日の短い旅行であったが、内容盛りだくさんで楽しかった。それに、2日間で1万円も使っていない。また来年も大阪に行こうと思う。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(9) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 9

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。