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スタートは、「庄や」6坪、「つぽ八」8坪。今は数万坪。 [新宿]

IMG_0263.JPG昨日、有料老人ホームを運営する関係会社との打合せを終え、近くの居酒屋で会社幹部の方々と懇親会を行った。「日本海庄や」という大衆居酒屋で、メニューが豊富で値段も手頃、味のほうもまあまあだった。升酒のサービスがあるというのでいやしい私は当然頂いたのだが、この升酒が実に口当たりが良くて飲みやすく、二杯目以降はお金を払って頂いた。結局これがいけなかった。

飲み過ぎて、酒は飲め飲めモードに入ってしまったのである。「日本海庄や」を出たのは午後8時過ぎ。飲んでいたメンバー二人が中央線で新宿まで行くといので、彼らと一緒に私も新宿に向かった。本来であれば、高円寺か中野で降りると私はそのまま家に帰れるのであるが、どうしても「天下の新宿」で飲みたい気分だったのだ。彼らにも声をかけたが今晩は付き合えないと断られたので、一人で行くことにした。

先日、台湾が台風8号で大きな被害を受けことを急に思い出し、長年お付き合いのある台湾人ママさんが歌舞伎町で経営するクラブに行くことにした。幸いなことにママさんの実家は被災地から離れていて被害はなかったということで、私も安心した。この時期、銀座のクラブのほうはお客さんが少ないと聞いていたが、歌舞伎町にあるこの店は大盛況でほぼ満席状態だった。以前は、台湾、中国、タイのホステスさんだけだったが、今はこれに、フィリピン、モンゴルのホステスさんも加わり、なんともインターナショナルな店に変貌していた。

自慢するわけではないが、他のテーブルに座っていた年配のお客さんから演歌のリクエストがきて、なかなかその店を出られなく雰囲気になってしまい、結局会計を済ませたのは日付が変わる直前の頃だった。またやってしまった、本当に性懲りがない、またしても自責の念にかられたのである。

ところで、「日本海庄や」を家に帰ってからインターネットで調べてみたら、株式会社大庄という東京の会社が運営している店舗であることが判った。この会社は「日本海庄や」のほかに、「庄や」「やるき茶屋」などのブランド名で900店以上を全国で展開する食品関連会社であることも判った。さらに、この会社のルーツが、昭和43年にたった6坪で始めた若鳥焼店にあることも社長の挨拶から判った。

「庄や」は6坪からのスタートであるが、大衆居酒屋「つぼ八」はご存知のとおり8坪(約26㎡)からのスタートである。「つぼ八」の創業は昭和48年で、場所は札幌市の西に位置する琴似(ことに)というところだった。札幌で学生時代を過ごした私は、合コンといえば決まって「つぼ八」だった。決め手はもちろん安さ。貧乏な学生の当然な選択だった。


私は二日酔いの頭で何が言いたかったのかと言うと、先日も書いたとおり、庶民的な飲食店は不景気のなかでも健闘している、そういうことです。

写真は新宿ゴールデン街にいる名物猫。新宿区役所側から入ってくると、必ずお目にかかれます。

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蝶々

あ、あの時の三毛猫ですね。
先日、karubiさんの記事で、懐かしい『女囚・サソリ』のお話があったので、
私も撮影の際、『サソリ』風に仕上げてみました^^;
by 蝶々 (2009-08-20 07:17) 

karubi

蝶々さん、こんにちは。
この猫、この辺を通る人はほとんどちょっかいを
出すのですが、いつも平気な顔をしています。
君たち人間は寂しんだね、そう言っているような気がします。

蝶々さんのサソリ風写真、拝見しました。
色っぽくて、ちょっとグッときました。

karubi
by karubi (2009-08-20 07:49) 

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