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1億円もらおうが、2億円もらおうが、そっとしておきましょうよ。 [新宿]

00000001.JPG韓国釜山にある実弾射撃場で火災があり、日本人8人が亡くなった。防災上の不備が指摘されているが、遺体は焼け焦げていて見ただけでは誰か判別できないというのだから悲惨である。韓国にはこのような射撃場がいくつかあって、日本人観光客でどこも賑わっているという。韓国に行ったことが私はないので、そういう事情は今回の報道で初めて知った。

私も人並みに好奇心があるほうなので、何でも見てやろうという精神はあるが、海外に行って実弾射撃をやってみたいと思ったことはない。美味しいものを食べたい、美味しい酒を飲みたい、名所・旧跡を訪ねたい、男性だけが楽しめる場所に行ってみたい、そういった気持ちはいつもあるが、銃を手にしてみたいという衝動に駆られたことは一度もなかった。銃を手にしたいという気持ちは単なる好奇心なのか、それとも人間の深層心理に係る根源的なものがあるのか、事故の真相もさることながら、こちらのほうも気になる。

さて、次はスポーツの話。テレビのスポーツコーナーを観ていると、ゴルフの石川遼選手が賞金ランキングで1位になっただの2位に落ちただのとしょっちゅう騒いでいる。どうしてこんなことが連日のように大騒ぎされなければならないのか皆目わからない。そんなことどうだっていいことじゃないかと私なんかは思う。

プロ野球のほうは、先日行われた日韓対決で原ジャイアンツが勝って今年は「原イヤー」だったという感じであるが、これから年末にかけては、スター選手の年俸更改の話題が連日報道されるに違いない。誰が1億円アップの推定2億円で一発サインしたとか、誰が10億円でメジャーリーグに移籍するとか、聞きたくもない話をマスコミは嬉しそうに報道する。なにがそんなにマスコミは嬉しいのか私にはさっぱりわからない。

大体、庶民が億単位の話を聞いてもまるでリアリティーというか臨場感がない。それに、そもそも、自分の給料は何億円ですとわざわざ記者会見まで開いて話をする選手の神経というものがよくわからない。ファンだって、スター選手は高額な年俸を取っていることくらいはよく知っているし、それが悪いことだとも思っていない。それならば、生々しいカネの話はよしたほうがいいのではないかと私は思う。「そっとしておいたほうがいいこと」、そういうことが世の中にはカネの話以外にもたくさんあるような気がする。

今日は久しぶりに新宿でシャツターを切った。街には「Happy Holidays」という文字も登場し、いよいよクリスマスムードが漂ってきた。このところ時間の経つのが早く感じる。年のせいかなあ。

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