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予言します。今年の紅白、キムタクと櫻井君、偉そうに一言言います。 [銀座]

IMG_0388.JPG今年もあと残すところ10日余りとなった。御用納めの28日まで挨拶回りや環境整備でもゆっくりしようと思っていたが、急遽明日から北見に出張することになった。天気予報を調べてみると、明日は最高気温が0度、最低気温がマイナス9度で真冬日になるみたいだ。厚手のコートとマフラー、そして手袋は必需品である。仕事の後は、熱燗をたっぷりご馳走してもらおうと思っている。

さて、紅白歌合戦の歌唱曲が決まった。毎年大晦日は、母と妹夫婦と一緒に釧路で年取りをすることになっていて、今年も妹夫婦の家で夜は紅白を観ることになる予定だ。正直言うと私は、紅白ではなく民放のバラエティー番組を観たいのであるが、母や二人の甥っ子が紅白を観たいというのでいつも我慢しながら紅白を観ている。

我慢しているものは放送時間が長いとか、知らない歌手がたくさん出ているとかそういうことではなくて、いわばNHKの番組制作姿勢とでもいうものである。私が小さい頃観ていた紅白は、単に大掛かりな歌番組というとてもシンプルなものだった。曲の合間に踊りや太鼓など余興も入ったが、煩わしいものではなかった。

それに比べると最近の紅白は余計なものが多すぎる。SMAPなどを利用して、世界平和の大切さを訴えたり、人間の絆の大切さを訴えたり、また、歌手の生い立ちを感傷的に紹介して強引にお涙頂戴物語に仕立て上げたり(昔の紅白にもこの手のことはあったが、もっとあっさりしていたと思う)、紅白歌合戦なのだから、歌そのものにもっと徹するべきなのに、薄っぺらい政治的メッセージや強引なお涙頂戴物語で視聴者の関心をNHKは惹こうとしているように見える。このように感じている人は決して少なくないように思う。

さて、SMAPは何度目かの「世界に一つだけの花」を歌うことが決まった(私はこの曲自体、好きではないが)。キムタクあたりが深刻そうな顔をしてまた偉そうなことを一言言うに違いない。初出場の嵐は「スペシャルメドレー」を歌うらしいが、私はここで一つ予言をしようと思う。日本テレビのニュース番組に出ている櫻井君が何らかの政治的メッセージを必ず話すと思う。嵐は今年の紅白の目玉歌手だから、きっとそうするに違いない。しかしながら、私が嫌いなのはキムタクや櫻井君たちではなく、彼らを利用して歌番組を実に陳腐なものに貶めているNHKの番組制作姿勢である。

写真は先週金曜日、銀座並木通りで見つけたクリスマスツリー。ことしは銀座も新宿も街にジングルベルが聞こえなくてクリスマスムードがイマイチ盛り上がっていない。

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