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ホワイトデー、バレンタインデーの1.8倍返してもらいます。 [時事]

IMG_0480.JPG今月14日は、ホワイトデー。一か月前のバレンタインデーに女性からチョコレートをもらった男性は、何らかのお返しを女性にする日とされている。ウィキペディアによると、ホワイトデーは今から30年前、キャンデーの業界団体である全国飴菓子協同組合がキャンデー販促のために始めたのが最初で、この習慣は日本独自のものであると書かれている。

それはさて置き、銀座プランタンが実施したホワイトデーに関する女性意識調査というのが昨日公表され、なかなか興味深い内容になっている。

まず、「ホワイトデーギフトを期待しますか」との問いに、「本命チョコを贈った相手に期待する」と答えたのは66%、「義理チョコを贈った相手に期待する」と答えたのは44%だった。本命チョコの相手には、誰もがお返しを期待すると思っていたので意外な結果だった。また、義理チョコの相手にも半数近くの女性がお返しを期待するという結果は面白い。義理といえどもお金はかかっている、それなりのものは返して頂戴、そういう感じだろうか。

もっと面白いのは、「ホワイトデーに期待する金額は、バレンタインデーの金額に比べて何倍か」との問いに対し、「本命」は1.8倍、「義理」は1.4倍と答えたことだ。バレンタインデーに例えば3千円のチョコレートを「本命」に贈った場合、「本命」からは5千円強のお返しを期待しているということになる。一方、1千円のチョコレートを「義理」に贈った場合、1.5千円弱のお返しを期待しているということになる。

感心するのは、「本命」にしろ「義理」にしろ、自分が使った金額を上回る金額のお返しを女性は期待しているという点だ。こういう言い方は女性に大変失礼かもしれないが、アンケートを見る限り、「投資したものはしっかり回収したい」、そんなしたたかさが垣間見られる(女性の方、気分を害さないでくださいね。)。

我々男性陣は、この調査結果を十分頭に叩き込んで、デパートなどで買い物をする必要があるかもしれない。それともう一点。自分がもらったバレンタインデーのチョコレートはどの位するものなのか、これを押さえておかないと大変なことになる可能性がある。チョコレートといっても千差万別である。一箱数百円のチョコレートから、一箱数千円もするブランドチョコレートまで、いろいろだ。安いと思ってもらったチョコレートが実は高価なものだったりする。

バレンタインデー、ホワイトデーは本来、異性に対する間接的な告白や日頃の感謝の気持ちを表すためのものであるが、一方でお金がからむことでもあり、結構シビアな損得勘定が働いている実情があることを、この調査結果は示しているようだ。

写真は新宿三越のティファニー。「本命」に期待するホワイトデーギフトの第一位は高級バックではなくて、彼との食事だそうだ。

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