トヨタの踏ん張り、名古屋キンサンも応援です。 [時事]
風邪が治りかけていたのに、アホな私は寒風の吹き荒れる釧路の夜を謳歌して、風邪をぶり返してしまった。先週に続き今週土日も家でじっとすることになった。年をとって体力が落ちたことを本当に痛感する。
さて、今年2月5日の記事で私は、ブリウスなどのリコール問題に関するアメリカの集団訴訟は、一歩間違えばトヨタを潰しかねないという趣旨のことを述べたが( http://karubi53.blog.so-net.ne.jp/2010-02-05 )、ひょっとしたら現実にそうなる可能性が出てきたという印象を、今日放送された「真相報道バンキシャ」を観て持った。
放送によると、今アメリカではブリウスなどのリコール問題に関連して、トヨタを相手取った集団訴訟の準備が敏腕弁護士も加わってロサンゼルスで進められていて、訴訟総額は1兆円とも3兆円とも言われているらしい。私の印象は、これは「トヨタ裁判」の序章に過ぎず、最終的に訴訟総額はこの数倍、否、数十倍の規模に拡大していくように思う。そうなれば、裁判はアメリカだけにとどまることなく、中国、ヨーロッパにも飛び火することが容易に予想され、そうなればいくらお金持ちのトヨタと言えども、生きるか死ぬかの深刻な事態に陥ることになるのは間違いない。
マクドナルドのコーヒーで火傷したくらいで億単位の損害賠償を言い渡す国であるから、私の予想であるが、多分、裁判になるとトヨタは敗訴するだろうと思う。今日の放送で、集団訴訟を進めるリーダー格の弁護士が「優等生(注:トヨタのこと)の負ける姿を見るのが楽しいのさ」という趣旨の発言をして、私は強い憤りを覚えた。アメリカを賛美する日本人は多いが、残念ながら、訴訟大国アメリカというのはそういう国である。
実は私自身、アメリカ、オーストラリア、中国の3か国で、ビジネス上の係争に関わってきた。特に厳しい交渉を強いられたのが中国であるが、これらの苦い経験を通じて私が学んだことは、我々日本人は海外でモノを売るとか、海外の会社とジョイント・ベンチャーで事業を行うということを基本的には「やるべきではない」ということだ。このグローバル社会で何をバカなことを言っているのか、そう非難する人がいるかもしれないが、トヨタのケースでもわかるように(まだ最終的に裁判の結論が出たわけではないが)、海外では、ちょっとでもスキを見せると、ここぞとばかりにこてんぱんにやっつけられる。
民俗学者の梅棹忠夫さんはその名著『文明の生態史観』において、日本の文明は世界におけるどの文明とも異なる個性を持つユニークな文明であることを説いたが、なるほど日本人の精神性とか文化というのは海外のものとは一味も二味も違うのである。我々は世界の人たちとわかりあいたい気持ちはあるけれど、なかなかわかりあうことができない、理想はさておいて、現実はいつまでもそうである気がしてならない。
悲観的な話ばかり続くが、もしトヨタがおかしくなると、その傘下にいるグループ企業、下請企業も深刻な影響を受けるだろう。そうなると、今まで全国的に一番元気な経済と言われた名古屋経済は、一気に冷え込むかもしれない。私が名古屋に行ったときに遊んだキンサンこと錦三丁目の活気もなくなってしまうかもしれない。そうならないように今は祈るばかりである。
真央ちゃんが世界フィギュアで逆転優勝したが、先日の世界ジュニアで優勝した村上佳菜子ちゃん(15歳)も真央ちゃん以上にスタイルがよく、色っぽくていい(エロオジサンでした)。
さて、今年2月5日の記事で私は、ブリウスなどのリコール問題に関するアメリカの集団訴訟は、一歩間違えばトヨタを潰しかねないという趣旨のことを述べたが( http://karubi53.blog.so-net.ne.jp/2010-02-05 )、ひょっとしたら現実にそうなる可能性が出てきたという印象を、今日放送された「真相報道バンキシャ」を観て持った。
放送によると、今アメリカではブリウスなどのリコール問題に関連して、トヨタを相手取った集団訴訟の準備が敏腕弁護士も加わってロサンゼルスで進められていて、訴訟総額は1兆円とも3兆円とも言われているらしい。私の印象は、これは「トヨタ裁判」の序章に過ぎず、最終的に訴訟総額はこの数倍、否、数十倍の規模に拡大していくように思う。そうなれば、裁判はアメリカだけにとどまることなく、中国、ヨーロッパにも飛び火することが容易に予想され、そうなればいくらお金持ちのトヨタと言えども、生きるか死ぬかの深刻な事態に陥ることになるのは間違いない。
マクドナルドのコーヒーで火傷したくらいで億単位の損害賠償を言い渡す国であるから、私の予想であるが、多分、裁判になるとトヨタは敗訴するだろうと思う。今日の放送で、集団訴訟を進めるリーダー格の弁護士が「優等生(注:トヨタのこと)の負ける姿を見るのが楽しいのさ」という趣旨の発言をして、私は強い憤りを覚えた。アメリカを賛美する日本人は多いが、残念ながら、訴訟大国アメリカというのはそういう国である。
実は私自身、アメリカ、オーストラリア、中国の3か国で、ビジネス上の係争に関わってきた。特に厳しい交渉を強いられたのが中国であるが、これらの苦い経験を通じて私が学んだことは、我々日本人は海外でモノを売るとか、海外の会社とジョイント・ベンチャーで事業を行うということを基本的には「やるべきではない」ということだ。このグローバル社会で何をバカなことを言っているのか、そう非難する人がいるかもしれないが、トヨタのケースでもわかるように(まだ最終的に裁判の結論が出たわけではないが)、海外では、ちょっとでもスキを見せると、ここぞとばかりにこてんぱんにやっつけられる。
民俗学者の梅棹忠夫さんはその名著『文明の生態史観』において、日本の文明は世界におけるどの文明とも異なる個性を持つユニークな文明であることを説いたが、なるほど日本人の精神性とか文化というのは海外のものとは一味も二味も違うのである。我々は世界の人たちとわかりあいたい気持ちはあるけれど、なかなかわかりあうことができない、理想はさておいて、現実はいつまでもそうである気がしてならない。
悲観的な話ばかり続くが、もしトヨタがおかしくなると、その傘下にいるグループ企業、下請企業も深刻な影響を受けるだろう。そうなると、今まで全国的に一番元気な経済と言われた名古屋経済は、一気に冷え込むかもしれない。私が名古屋に行ったときに遊んだキンサンこと錦三丁目の活気もなくなってしまうかもしれない。そうならないように今は祈るばかりである。
真央ちゃんが世界フィギュアで逆転優勝したが、先日の世界ジュニアで優勝した村上佳菜子ちゃん(15歳)も真央ちゃん以上にスタイルがよく、色っぽくていい(エロオジサンでした)。
2010-03-28 20:53
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karubiさん、こんにちは。
先日、錦に食事に行ったのですが、車は多いのに人が歩いていなくて、ゴーストタウンのようでした。
歌舞伎町の労働組合のデモなどを見ていると、やはり東京は活気がありますね。
村上佳奈子ちゃん。錦の美人ママにどこか似ています。何となく、色気がある子ですね。
by 蝶々 (2010-04-01 11:00)
蝶々さん、こんばんは。
思い出のキンサン、そんなに活気がないですか。
残念です。何とか元気になってほしいですね。
今回の個展とオープニングパーティーに行けなくて
ごめんなさい。改めて名古屋には行きたい思っています。
村上佳菜子ちゃん、なかなか色気があっていいですよね。
キンサンにこんなかわいいママがいるのなら、今度行った
ときに是非紹介してください。
karubi
by karubi (2010-04-01 21:39)