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子ども554人、ジョーダンじゃないよ! [時事]

IMG_0004.JPGあー、やっぱり起きたか、そんな感じだった。今年6月から支給が予定されている子ども手当のことだ。先日、兵庫県尼崎市に住む韓国人男性が、子ども554人分、年間約8600万円の手当を市に申請したのだ。なんでも、妻の母国であるタイに養子縁組をした子どもが554人いるのだそうで、タイ政府が発行した養子縁組に関する証明書も提出したらしい。しかし尼崎市は、証明書に信憑性がないとして、申請の受付を拒否したという。

といっても、もし証明書が本物であることが立証されれば、今の制度では、554人分の子ども手当は支払わなければならない。これはどう考えても納得がいかないが、今回の尼崎市のケースは多分氷山の一角で、似たようなことが今、全国各地で起こっているに違いない。

私はちょうど一ヶ月前、子ども手当は問題があって、トラブルがきっと発生すると書いたが( http://karubi53.blog.so-net.ne.jp/2010-03-27 )、不幸にもその予想は的中してしまった。尼崎市の報道を受け、養子縁組をして日本政府から子ども手当を貰おうという動きは、これからどんどん加速していくだろうと私は見ている。「日本って、本当にいい国だね」、そんな皮肉交じりのほめ言葉が在留外国人から聞こえてきそうである。

さて、明後日からいよいよゴールデン・ウィーク(GW)が始まる。このGWの真最中に、私の誕生日はやってくる。憲法記念日の5月3日で、私は50歳になる。ここではあまり詳しく書けないが、実は、年が明けてから、仕事やプライベートで「普通ではないこと」が私の身に次々に起きている。とっても嬉しいこと、とっても悲しいこと、とってもビックリすることなど、奇跡、偶然の類のことが頻発しているのだ。総じて良いことのほうが多いのだが、どうやら今年はそういう年回りに当たっているらしい。

こういう年は、何が起こっても動じない覚悟がいる。いろいろなものが変わっていく節目に今立っている、そう頭を切り替え、ドーンと構えておく必要がある。これから一体何が起きるのか、期待もあるが、不安ももちろんある。

写真は、新宿思い出横丁。ここで一杯やろうと思ったが、クリーニング店に行かないと明日会社に着ていくスーツがないことを急に思い出し、涙をのんで退散した。独身はなにかと不便なのだ。

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コメント 2

蝶々

この男性。本気でもらおうと思ったのではなくて、ただのお茶目ないたずら?
いわゆる壮大な冗談のような気がしました。
面白すぎるぜ。日本政府。ってとこなんでしょうか?
本当にジョーダンじゃないよ。ですね^^;
by 蝶々 (2010-04-30 17:19) 

karubi

ジョーダンじゃないよ、まさにそういう感じです。
こういう事態はもともと予想されていたのですが、
554人には、尼崎市もぶっ飛んだでしょうね。
でも、554人までいかなくても、十人単位の養子縁組とか、
養子ではなくても、実の子どもが5人、10人いるとか、
そういうことは普通にあると思われるので、
本当にそういう人たちにも日本国民の税金を使って
子ども手当を支給することが果たしていいのか、
極めて疑問ですね。
いずれにしても554人は、ジョーダンじゃないよ!

karubi

by karubi (2010-05-01 09:21) 

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