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ピンクのヒマラヤ塩、仕分け対象外です。 [新宿]

IMG_0031.JPG事業仕分け第二弾の後半戦がスタートしたが、いろいろと議論があると思うが、政府が良かれと思ってやっている一般公開の「オープン形式」がそもそも生理的に好きではない。政治には清濁併せ呑む大きな器量というものが求められると思うが、政府の「清く正しく美しく、正義は必ず勝つ」式のやり方では世の中は上手く回らない(普天間、子ども手当、高速道路無料化に関する迷走を見れば明らか。)。悪いことも、ムダなことも、そこそこあって世の中は結構バランスが取れている、私はそう思うのだが。

その事業仕分けで、塩事業センターの生活用塩供給事業が見直されることになった。ご存知のように塩は平成9年までは専売制度のもとで販売され、その後自由化された。今回の事業仕分けで得た政府の最大の「成果」は、塩事業センターが所有する所謂「埋蔵金」約600億円の大半を国庫に返納させる算段をつけたことだろう。それはそれで確かに良いことなのかもしれないが、それはまるで、他人の財布を覗き込んでお札がたくさんあるから自分にも少し頂戴と言っているみたいで、こちらも生理的に好きになれない。

さて、話は変わる。日々、酒に溺れている私であるが、たまには不健康な肉体の「手入れ」も必要かと思い、以前にお世話になった鶴見のリラクゼーションサロンに昨日行ってきた。今回初体験したのは、塩揉み。身体中を塩でまんべんなく揉み込んでもらったのだ。その塩は残念ながら塩事業センターで売っている生活用塩ではなく、ヒマラヤで採れたピンク色の綺麗な塩だった。

ヒマラヤ塩はもちろん食べられるし、ミネラルを豊富に含んでいて栄養的にも優れているのだそうだ。美貌のオーナー、上田さんの力強いストロークのおかけで、身体中の毒素が一気に吐き出されたような気分だった。その後シャワーで塩を洗い流したら、皮膚はすべすべになっていた。ヒマラヤ塩の力恐るべし、そんな感じだった。

その後は水分補給しなければならないのだが、私の場合、水は水でも色つきの水で水分補給をしてしまった。ゴールデン街(写真)をハシゴし、またバカ飲みしたのだ。身体の「手入れ」をした日ぐらいは素直に家に帰るべきなのだが、ハナキンの夜、飲まずには帰れないのだ。今日まで天気がいいということなので、今夜もどこかで一杯やることにする。あー、本当に死にそう。

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たかね

karubiさん こんにちは

ブログの更新頻度?上昇なによりです。(上司が喜びます。)

金曜日は再び遭遇できてGOODでございました。

ゴールデン街は魅力的なところですね。

ラストにゆずの香りのする塩辛を注文し、アルコールは平均値を大きく上回るも深入りしない程度に、私どもは1次会で新宿を後にしました。

私だけはどうしてもそのまま拙宅に帰着できず、地元国分寺で2時半までひとり二次会。二日酔いにならぬよう(前回の反省)、うす~い焼酎水割りを。

さて、埋蔵金の話。

宝探しのアピールの仕方は別にして、国全体でみれば一回限りでインパクトに欠けるのでしょうが、個人でみれば大した金額があちこちにあるんではないかと。

私も国の会計の仕方(一般会計とか特別会計と単年度主義だとか)よくは知らないのですが、

ディーラーあがりの元上司が、×子力なんとか機構の運用を、多額の債券でやっていたりとか・・・。××病の和解(何度もやってますが)のたびに、患者への年金や医療費を、その運用益だけ(元本取り崩しを想定していない!)で賄うために、どかっと拠出するとか・・・。

もとは税金ですが、意思決定の仕方として、国の会計の特徴なんでしょうが、永続を前提とした支出のされ方をしている例は、いくらでもあるんではないかと。

役目が終わったものは、そこの存在継続だけを目標とした間接費で消耗することなく、元に戻すルール作りが必要なのではないかと。

国民の納得感というんでしょうか、公平さ(最近のマイブーム)というのでしょうか。「公平さが担保されないと、人間は怒りを感じる」そうです。その「怒りがときに爆発し、公平さが保たれる」と・・・。某書物(心理学のような経済学の本)の受け売りですが。

公開事業仕分も、人間の心理を利用したパフォーマンスなんでしょうか。
納得感・公平さが腹におちないと、次のステップ(増税)にいけないでしょうか、債務大国ニッポン! (貿易黒字があるうちはバランスしてるからまだ冷静。頑張れ!技術大国ニッポン!?)

失礼致しました。






by たかね (2010-05-22 17:20) 

karubi

たかねさん、こんにちは。
先日は琥珀でプライベートの楽しいお話をご披露いただき、
ありがとうございました。
それにしても、上司の方とナイスコンビネーションですね。

昔、徳川埋蔵金を探そうというテレビ番組がよくありました。
コピーライターの糸井重里なんかが隊長になり、古い文献等
を頼りに深い山の中に入り土を掘り起こしてみる、でも、
結果はいつも埋蔵金は見つからない、そういう番組です。

この番組のミソは、用意周到に埋蔵金発掘計画を練って
作業に着手したにもかかわらず、いつも結果はダメ、つまり、
「お宝は見つからなかった」という点にあると思います。
そう簡単に見つからないのが埋蔵金なのです。言い換えれば、
そう簡単に見つかってはならないものが埋蔵金なのです。

この観点から言うと、公益法人の埋蔵金なんて事業仕分けを
やる前からどこにいくらあるというのはわかっている話で、
あのようなパフォーマンスをしなくても、政府が国庫返上を
閣議決定すればいつでも「召し上げる」ことは可能なのです。

公益法人の延命のためにストックしてきた埋蔵金を国庫に
戻すことについて私も積極的に反対するものではありません
が、あらゆることに対する勧善懲悪的、正義の味方月光仮面
的な現政権のアプローチ手法が生理的に私は嫌なのです。

来週は火曜日から金曜日まで「公式」の飲み会がセット
されていて、またまた厳しい一週間になりそうです。
酔っ払って琥珀に突入するかもしれませんので、そのとき
またお会いできると嬉しいです。

karubi





by karubi (2010-05-23 11:43) 

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