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オランダ、飾り窓の自由さが、勝因? [北海道]

Tq12utMCDmn7lb9s96bFRHa5o1_500.jpgワールドカップはオランダに惜敗したけど、まだチャンスはある。昨夜の試合は、前半戦は家のテレビで一人観戦していた。オランダがもし前半戦で2点以上入れたらその時点で諦めようと決めていたのだが、結果は0-0、それも日本はかなり健闘していたので、ひょっとしたら勝つチャンスがあると思った。

その勝利の瞬間を多くの人と分かち合いたい、そう思い、ハーフタイムの間に急いで着替えをし、タクシーを拾って新宿に向かった。後半戦が始まってしばらくしてタクシーは歌舞伎町に着いたのだが、降りた直後、オランダに先制点を入れられてしまった。その後の様子はゴールデン街の「琥珀」で一杯やりながらお客さんのワンセグで観戦したのだが、残念ながら、日本は0-1でオランダに敗れてしまった。

テレビを観ていると、スタジアム全体がオランダのオレンジ色に染められ、日本はまるでawayで試合をしているみたいだった。そのなかでの0-1は、健闘したといっていいのではないだろうか。次のデンマーク戦は多分、引き分け以上は大丈夫だと思う。

さて、そのオランダであるが、結構自由な国なのだ。飾り窓(写真)のような公娼街が存在したり、ボルノに関する規制も緩やかだったり、性について開放的である。また、大麻などについても販売が公に行われていて、安楽死もオランダは認めている。これらの要素だけがもちろん理由ではないが、オランダは住みやすい国だという話は聞いたことがあるし、今月発表された「平和な国」ランキングでも第27位と、割と上位にランクされている。自由と平和、オランダの勝因はここにあったのか?


さて、次は魚の話。一昨日、飲食店で出すメニュー研究のために釧路に行って来た。店では夜、焼き魚などを出す予定なのだが、そうであれば、魚のことをよく知らなければならないと思い、帰りの飛行機の中でそのものズバリ『釧路の魚』(「釧路の魚」研究会著)という本を読んだ。その本の中から、二、三、抜粋。

まずは、鮭(サケ)の話。生まれた川に帰ってくる魚として知られる鮭であるが、この性質のことを回帰本能という。鮭は秋になると、生まれた川に戻ってくるわけだが、なかには、自分を育ててくれた母なる川を忘れ、となりの川に戻ってしまう「親不孝」な鮭もいるのだそうだ。なるほど人間のオスも、本来戻るべき奥さんや恋人のところに戻らず、「別宅」に帰ってしまうこともある。

次は、牡蠣の話。「海のミルク」と呼ばれ、栄養豊富なことで知られる牡蠣であるが、牡蠣といえば広島を思い浮かべる方も多いだろう。しかしながら、広島の牡蠣よりも大振りな牡蠣が釧路の近くにある厚岸(「あっけし」と読む)で一年を通して獲れる。厚岸の語源はアイヌ語の「アッケシ・イ」で、「アッケシ」は「牡蠣」、「イ」は「いるところ」を意味する。つまり、厚岸はアイヌ語で「牡蠣のいるところ」という意味なのだ。私も小さい頃から厚岸の牡蠣を殻が付いたまま焼いて食べたり、フライにして食べてきた。店では、牡蠣フライを出す予定でいる。

最後に、ししゃもの話。北海道というとししゃも、そうおっしゃる方も多いと思うが、ししゃもは北海道の特産品と言っていい。北海道で獲れるししゃものうち、半分近くは釧路沖で獲れる。ところで、ししゅもは漢字で「柳葉魚」と書く。これもアイヌ語から来ていて、ししゃもはアイヌ語で「スス・ハム」、柳の葉という意味がある。ところで、東京の居酒屋チェーン店にもたまにししゃものメニューがあるが、食べてみると身が痩せていて、美味しいない。これはカラフトシシャモという、北米やカナダから輸入されているもので、安価なために居酒屋チェーン店などで出されているが、北海道のものとは似て非なるものである。

まだいろいろあるが、今回はこのくらいにする。いずれにしろ、料理の出来ない私が魚のことを一から勉強しているわけだ。そのせいか、この頃、自分の本業が何だったのか、忘れてしまうことがある。

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コメント 3

たかね

お、いつの間にか、もさもささんにいっぱいコメントを入れられてましたね・・・

そうそう、私たちの間では、karubiさんの本業は謎。謎の男なのです。

①社長
②管理担当役員
③管理系部長
④実は監査役

自分のカバー範囲でしか妄想できない貧困な発想に。。。こんな私に誰がした。いや自分の責任です。

ところで、会計士様を接待(送別会)しないといけないのですが、新宿辺りでリーズナブル(貧乏会社なもんで)で、接待、といっても若い先生なのでそんな仰々しくない方がいいんですけど・・・

な店、おすすめないでしょうか?

2:2を想定。今週金曜日。二次会は琥珀ですかね。先生抜きで。
by たかね (2010-06-22 15:47) 

karubi

たかねさん、こんにちは。
残念ながら、私は普通のビジネスマンです。
ひたすらお酒を愛し、エロを愛する、キャッチフレーズ風に
言うと「人生いろいろ、人生エロエロ」なビジネスマンです。

さて、接待の件ですが、あまり仰々しくない接待でしたら、
次の2軒はいかがでしょうか。

1.居酒屋 鼎(かなえ)  新宿の老舗居酒屋です。
  (注)カードは使えません。

2.浪曼房(ろまんぼう)  カジュアルですが、美味しいです。

どちらのお店も、二次会「琥珀」からそう遠くありません。
参考にしてください。

karubi
by karubi (2010-06-22 16:40) 

たかね

ありがとうございます!  
by たかね (2010-06-24 12:27) 

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