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小雪舞うイブ、日本の道路は渋滞しません。 [時事]

1290780939.jpg二、三年前まで、仕事で私はよく中国に出張した。どうだろう、少なくても30回以上は行ったと思う。そのなかで一番回数が多かったのは、やはり首都北京だった。今でこそ空の玄関口である北京首都国際空港は近代的で世界的規模の空港になったが、それ以前は小さくて粗末な建物の空港で、憲兵の姿も多く、多少の恐怖感さえあった。

空港から市内へはタクシーで行くのだが、最近は、市内に入ると交通渋滞が酷く、大気汚染で街全体が霞んでいることもあり、タクシーが市内に入ると暗澹たる気持ちになることもあった。

北京市政府は今般、深刻化する市内の交通渋滞を緩和するため、来年一月から、新車登録台数を月平均2万台とすると発表した。現在は月10万台前後の新車登録があるらしいが、この対策が実行されると、一般市民は自由に新車を買えなくなるわけだ(日本では、到底考えられないことだ。)。それにしても、10万台を2万台にするというのはなんとも大胆で、中国らしいと言えば中国らしい。

なぜ、交通渋滞が起こるのか。中国に行かれた経験のある方ならご理解してもらえると思うが、一言で言えば、中国は道路整備が極めて不十分なのである。日本では、不要な場所にまで道路を建設するのは税金の無駄遣いだとよく批判されるが、それはさておき、日本列島は都会から田舎の隅々まで、道路網が整備されている。これに対して、日本の26倍程度の広大な国土を有する中国の道路整備はかなり遅れているのが実情だ。

新車の登録台数が制限されると、日本の自動車メーカーやディーラーの販売に暗い影を落とすことになるのは必至だろう。中国は巨大マーケットだから、これからは中国、中国と多くの人が言っているが、中国には思いもかけない「落とし穴」がたくさん待ち構えていることを、失敗した中国ビジネスを通じて、私は学んだ。今回の北京市政府の決定も、「落とし穴」の一つのような気がする。

さて、今夜はクリスマスイブ。これから赤坂に出かけるが、予約状況は相変わらず芳しくない。お客さんがあまり来ないようであれば、自分がお客さんになって食べまくり、飲みまくりをやって売上貢献しよう。それから、新宿に行って今夜は朝まで踊ろう、否、朝まで飲もう。

写真は、タレントの小雪。映画「ノルウェーの森」で主演した松山ケンイチとの同棲を解消した?との報道を読んだが、小雪さんって美人なのかどうか、以前から謎なんです。



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