SSブログ

沢尻エリカ、もう飽き飽きですが。 [時事]

RIMG0001.JPG私は芸能・スポーツネタが結構好きで、テレビ、スポーツ新聞などの芸能・スポーツコーナーをよく観るのだが、テレビ局などの報道姿勢のようなものにちょっと首を傾げたくなるときがある。

例えば、沢尻エリカ。ハッキリ言えば、沢尻エリカが離婚するかどうかなんて、どうでもいい話。それにしても、テレビ局などはどうして彼女をVIP待遇で扱い、持ち上げるのだろうか。まるで腫れ物に触る感じで、オドオドしながら彼女から「お言葉」を頂戴しようとする。おだてられた彼女は明らかに「図に乗っている」。まるで、女王様気取りだ。黙って、放っておけばいいのだ。タレントとして売れなくなりそうになったら、放っておいても彼女のほうからテレビ局などに擦り寄ってきて、「ねえ、聞いて、聞いて」と自ら口を開く、そんなものだ。

私のようにみている人は少なくないと思う。ここで改めてこんなことを書く必要はないのだろうと思うけど、あまりにも彼女に関する報道がしつこいので、ちょっと書いてみた。

次は、日本ハムの斎藤祐樹投手の話。高校時代、甲子園を大熱狂させた「大スター」であるから、彼の一挙手一投足をマスコミが追うのは当然なのかもしれない。「でも」、だ。ゴルフの石川遼選手もそうであるが、あまりにも彼を「正義のヒーロー」に仕立てようとしてはいないだろうか。

思い出してほしい。一年前、当時のマスコミは東北出身で西武ライオンズに入団したある高卒投手に熱中だった。そう、菊池雄星投手。だが残念なことに、彼は昨年、故障などもあり一軍では全く活躍できなかった。その様子をマスコミはほとんどフォローすることなく、彼はもう「過去の人」のような扱いだ。彼を上げるだけ上げておいて、知らない間にハシゴを外す、そんな感じだ。

野球にとても詳しい人から以前聞いた話であるが、現在、楽天イーグルスで活躍する田中将大投手と斎藤祐樹投手を比較すると、プロで通用するのは明らかに田中投手のほうで、斎藤投手は確かに甲子園では活躍したが、それまでが限界で、体型などから判断するとプロでは通用しないだろう、そういう話を甲子園での激闘があった直後に聞いた。

斎藤投手と同じ評価をその方は菊池投手にもしていて、「多分、プロでは身体を壊すかもしれない」、そこまで言及していた。「そんなものかなあ?」と私は半信半疑であったが、彼の「予測」は不幸にも昨年は的中してしまった。

マスコミは、ヒーローに関して、良いことばかり、一面的なことばかりを書き過ぎる。そうでないことについても書いてあげないと、ヒーローはかえって可哀相だ。石川遼選手なんか、もう一生風俗店に行けないかもしれない。そういえば、ある大手生命保険会社のテレビコマーシャルを見て私は唖然としたが、何と「石川遼のような保険」を保険のキャッチ・コピーにしてしまったのだ。こうなってしまうと、石川選手は今後の人生において、聖人君主のような清廉潔白な生活をし続けなければならなくなる。それは悲劇でしかない。

仮定の話であるが、もし、石川選手が刑事事件を起こして実刑にでもなれば、「石川遼のような保険」はもう使えなくなるし、このキャッチ・コピーにつられて保険に加入した保険契約者からはクレールも出るかもしれない。「なんだ、石川遼のような保険とは、犯罪者の保険か!」。そうなると、保険会社は、保険契約者に謝罪することはもちろんのこと、ひょっとしたら、石川選手に「会社のイメージを著しく傷つけた」として、損害賠償を請求するかもしれない(あくまでも、仮定の話ですが。)。

ちょっと話が脱線気味であるが、ある識者が政治に関する報道に関して、マスコミは一方的な情報を流しすぎていて、バランスが極めて悪く、そのことが国民をミスリードしていると指摘していたが、このようなマスコミの「偏向的報道姿勢」とでも言うべきものは、何も政治だけに限ったものではなく、芸能でも、スポーツでも同じようなことが言える、私はそんな気がする。

写真は、今夜の新宿歌舞伎町。日中は暖かかったが、夜は風が出てきて寒くなった。



nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 2

syun

karubiさん、こんにちは。
斉藤祐樹や石川遼のような『優等生のヒーロー』みたいな人たちは、確かにもう食傷気味でウザイけど、沢尻エリカに関しては今までいなかった『悪女』的な女優として、断然魅力的じゃないですか?
因みにオレの中で「沢尻エリカを嫌い始めたらオジサン」というオジサン認定法があるのですが::))笑)) karubiさんがそんなことを言うなんてちょっと残念ですよ。::))笑)) 
by syun (2011-02-06 20:41) 

karubi

syunさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。

沢尻エリカについは、私の周りにいる私と同年代の
人にもファンは少なくありません。
でも、私の場合、そもそも沢尻エリカが好きとか嫌いとか、
そういう目で見たことはありません。

確かに彼女は「悪女的」で面白いキャラクターなのかも
しれませんが、私から見ると、彼女は「悪女」でも
「悪女的」でもなく、要は、普通の女性より「わがまま度」が
高いだけなのだと思います(そういうキャラクターでいて
ほしいと、マスコミも願っているように思えます。)。

私なら、少し前にあった大桃、麻木、山路騒動のときの
大桃、麻木のほうが「悪女的」に映ります。略奪愛、嫉妬
といった人間のドロドロしたものがあの騒動のなかには
ありました。それに比べると、沢尻離婚問題というのは、
とても「薄っぺら」なのです。

karubi


by karubi (2011-02-06 22:32) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。