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筒形の手の中に、どうぞ射精してください。 [芸術]

img_1298877_37159193_8.jpgこの頃テレビを観ていると、ミッツマングローブさん(写真)、マツコデラックスさんといった女性のような男性がよく出ている。このうちミッツさんは「女装家」として紹介されることが多く、現在は丸の内で女性だけを対象にしたバーを経営されているが、以前は私もたまに行く新宿二丁目のゲイタウン(「芸」タウンでもあります。)でダンサーなどをしていたらしい。

さて、私が今の会社に入社した28年前、現在の大久保病院周辺には女装した男性がたくさん立っていた。目的はもちろん、道行く男性をつかまえてラブホテルに連れて行くことだ。私も声を掛けられたことがあるが(当時、物欲しそうな目をしていたに違いない)、声の太さやどことなく骨太な感じが女性的でなく、無視して足早にその場を去ったのを記憶している。

そのとき疑問に思っていたことがあった。それは、仮にある男性客が「男性娼婦(男娼)」と一緒にラブホテルに行って、いざセックスをする段になりペニスを挿入しようとすると、男娼が実は女性ではなく男性であることがすぐに判ってしまうのではないか、そういう疑問だ。

でも、プロというのはどの世界でもスゴワザを持っているものだ。男娼には通称「レンコン(手筒)」という技巧があるらしい。仰向けになった男娼は、クリームを塗った手を筒形にして自分の尻の後ろから回して股間にあてがい、そこに男性客のペニスを誘導し、手を膣だと錯覚させて射精に至らせるのだ(『性欲の文化史1』井上章一編)。これこそス究極のゴワザだと思うが、レンコンで初めて客はほとんど射精してしまうらしい。


江戸時代、女性だけではなく男性も春を売っていた。男性の相手はその当時は女性だった。つまり、男性の春を買う女性が普通にいたわけだ。それはそれで構わないと私は思うけど、春を売ることを蔑視する人たちがいまだに少なくないことは、ちょっと残念な気が私はする。



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