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日の丸弁当、父ちゃんのためならエンヤコラ 。 [銀座]

IMG_0071.JPG全日空の機内誌「翼の王国」に「おべんとうの時間」という大好きな連載があって、ごく普通のおとうさんの愛妻弁当が大きな写真入りで紹介される。肉料理、魚料理、野菜、くだものなどが狭い弁当箱にびっしりバランスよく詰め込まれていて、その匠の技を見るのをいつも楽しみにしている。愛妻弁当とはよく言ったもので、お弁当を見ると奥さんの夫に対する愛情が伝わってくるのはもちろんのこと、場合によっては、夫婦関係、家族事情なども垣間見られるような気がする。

お弁当箱を買い求める男性が増えている、今朝の朝日にそんな記事が載っていた。節約志向で少しでも昼食代を浮かすのが目的だそうだ。あるアンケートによると、驚いたことに、20代から50代の男性の3割が弁当を持っていくそうだ。ところで、私の実家はもともと小さな工務店をやっていて(今は潰れてしまったが)、家には中学を卒業した住み込みの職人さんが数名いた。私の母親は早朝から、ガテン系の若い職人のために弁当を作っていたのを覚えている。その弁当とは、大きな四角いアルマイトの弁当箱に御飯をギュウギュウに詰め込み、その真ん中に大きな梅干しを乗せた、いわゆる「日の丸弁当」だった。

『梅干しと日本刀』という本だったと思うが、日の丸弁当は日本人の知恵が詰まったとても合理的な食品であると書かれていた。日本人が貧しかったころは、御飯に梅干しだけが基本で、少し裕福な家ではこれに漬物がつく、そんな簡素なものだったようだ。独身で料理を一切しない私にとって弁当といえばコンビニで買う幕の内弁当か空港で買う空弁くらいのものだが、考えてみると、それらの弁当には妻の愛も家庭事情も一切なく、そこにあるものは大量生産された個性のない御飯とオカズだけだ。

さて、今日は銀座(写真)で部員の昇格祝いをした。若い幹事が選んだ店は焼肉店。それも食べ放題。この年になると食べ放題で元が取れるほど食べられなくなっている。多少高めでも美味しいものを少しずつ、そういう体質になっているのだが、幹事の選択に文句は言えない。若手に負けじとガツガツ食べたら、案の定、胸やけがして気持ち悪い。

飽食の時代と言われて久しいが、日の丸弁当は遠くになりにけり、そんな感じだろうか。

家族4名様、ゴルフコースより焼鳥屋がお似合い。 [銀座]

2k1u7d00000m698t.jpg小学生の頃、家族でよく釧路の繁華街にある小さな焼鳥屋に行った。家族とは父、母、私そして妹の4人である。その焼鳥屋はおばあちゃんが一人で切り盛りしていて、8人も座れば一杯になるカウンター席しかなかった。ご存知の方も多いと思うが、北海道で焼鳥といえば焼豚、それも豚肉のバラ肉のことである。私は甘いタレをたっぷりつけて食べる豚バラ肉を、ビン入りのオレンジジュースを飲みながら何本も食べた。

大人になった今振り返ってみると、酒は飲んでいないとはいえ、小学生が焼鳥屋カウンターで焼鳥を旨そうに食べる姿は、周囲のサラリーマンなどには奇異に映ったに違いない。会社の上司の愚痴を言ったり、仲間と猥談で無邪気に盛り上がったり、取引先と軽く一杯やったり、焼鳥屋はやはり大人の社交場なのだ。小学生のいる家族はレストランのほうがお似合いかもしれない。

さて、北海道安平町にあるゴルフ場で一昨日、陥没してできた深さ6メートルの穴に札幌の主婦が転落、まもなく死亡した。死亡した主婦は38歳で、夫(40歳)、長男(13歳)、次男(10歳)の家族4人でゴルフを楽しんでいたときに事故に巻き込まれた。痛ましい事故としかいいようがないのであるが、そう思う前に、違う思いを持って私はこのニュースを聞いていた。

家族4人でゴルフを楽しむ。そういう世界があることを私は知らなかった。子供も成人になっているならわかるが、10歳と13歳というから、小学生と中学生。普通ならコースに出てゴルフをする年頃ではないはずだ。でも、その疑問は昨日のテレビを見て解けた。16歳でプロゴルファーになった石川遼選手の活躍。これが刺激になり、息子二人とともにゴルフコースに出たらしい。つまり、一昨日は息子たちをプロゴルファーにするための英才教育を施していたところだったようだ。

そのことと今回の事故とはもちろん無関係である。それにしても、先日書いた野球とサッカーの早朝特訓の話ではないが、子供に英才教育を施す親のなんと多いことか。結婚もしていない、もちろん子供もいない私が言うのも気が引けるが、子供には最低限の勉強と道徳だけは教え込み、その他は子供の勝手にしておいたらどうなのだろうか。

さて、支店長、部長クラスの幹部が一堂に会し、東京で会議を行った。私は管理部門の責任者として営業部店の長に発破をかける役であるが、それだけに憎まれもする。会議終了後、築地の居酒屋で懇親会を開催。隅田川沿いの桜も見頃となり、北海道から来た社員にとっては抜群のタイミングだったに違いない。懇親会のほうは大盛り上がりとなり、2次会は北海道から来ていた部長を誘い銀座で飲んだ。もちろん日付変更線を越えて飲んだ。


写真右は映画「ラスト・ブラッド」に出演する小雪。小雪って、美人なのかどうか、よくわからない。

小林弘二君、さらば涙と言おう、ウーマンリブ。 [銀座]

IMG_0062.JPG自宅からJR中野駅に向かう途中に小さな公園がある。これに隣接してネットを高く張った20メートル四方くらいの空間があって、通勤で毎朝6時過ぎこの横を通ると、ネットの中でサッカーや野球をしている親子に出くわす。子供のほうは幼稚園か小学校低学年、父親は30歳代くらいだと思う。親子の間にはスポーツに興じているという和やかな雰囲気はなく、何か目標に向かって親子鷹で突き進んでいる、そんな緊迫感が漂っている。

息子を将来、Jリーグ選手やプロ野球選手に育てたい。これが父親の願いに違いない。そうでなければ、早朝特訓などやるわけがない。この光景を見ていつも私は「巨人の星」を思い出す。飛雄馬を栄光の巨人軍に入団させるため、父親、星一徹は幼少のころから英才教育を施す(なかでも、筋力アップのために身につけていた大リーグボール養成ギプスのアイディアは衝撃的だった)。子供に自分の果たせなかった夢を託す、そういうことなのかもしれないが、私はこういう押し付けみたいのはあまり好きなほうではない(実際親になってみると違うのかもしれないが)。

さて、小林弘二君がやってくれた。小林弘二君は誰のことかご存じだろうか。そう、小林弘二君は先日行われた千葉県知事選挙で初当選した森田健作さんのことだ。テレビドラマ「おれは男だ!」(このタイトルも直線的で凄い)の主人公、小林弘二役を森田さんが演じたのだ。青葉高校に転校してきた小林君は、学園を支配するウーマンリブ(懐かしい言葉!)に対抗するため数少ない男子生徒を集め剣道部を結成、自らキャプテンにおさまる。小林君の男らしく硬派なイメージは森田さんそのもので、そんなカッコよさと恋人の吉川操役で出演していた早瀬久美さんの勝気さが好きで、このドラマを私はずっと観ていた。

千葉県知事に当選したときの森田さんの表情と喋りは、40年前の小林弘二君そのものだった。人間、50歳、60歳になるともっと丸く落ち着いてくるものだが、彼の熱血はいまだに続いていた。宮崎県の東国原知事、大阪府の橋下知事に続け、千葉県民は彼にそのことを期待したに違いない。しかしながら、森田さんの直情径行な性格からすると、議会でいろいろもめ事が起こるような気もする。青葉高校ではウーマンリブと戦ったが、今度は、政治のドロドロと戦わなければならない。

昨日、前社長が会社に遊びに来たので、今の社長と三人で夜一杯やった。スタートは午後4時半。昔話に花を咲かせていたら、瞬く間に時間は過ぎていって、時計を見たら午後7時を過ぎていた。2時間半以上酒を飲み続けていた。それも最初から最後まで熱燗。「神亀」という辛口の酒を飲んだ。家に着いたら午前様。

今日は経理部員の送別会を築地の居酒屋でやった。またまたまたまた盛り上がってしまい、少し前に帰宅。へべれけ。明日は札幌。写真は銀座木村屋の桜。

私の寿命、耐用年数60年でお役御免です。 [銀座]

IMG_0057.JPG突然であるが、減価償却というのをご存知だろうか。経理経験のある方なら皆さんご存知だろうと思うが、建物や機械装置などの固定資産を購入した際に、使用によって目減りする価値を法律で定められた耐用年数の期間で少しずつ償却する(費用化する)会計手続きのことをいう。耐用年数とは人間で言えば寿命のようなもので、例えば、建物の耐用年数が60年ということは「建物さん、あなたは60年間風雪に耐えて壊れず、人間をしっかり守ってくれれば、あなたの使命はそれで果たしたことになります」ということになる。

私の会社は有料老人ホーム事業も手掛けている。実際の運営は子会社がやっていて、私はその会社の役員も務めている。今日、その会社の打ち合わせがあって中央線のある駅に降りた。駅前に桜並木があるのだが、最近の寒さのせいで開花しているのはごくわずかの木だった。

入居されているお客様の平均年齢は86歳くらいで、なかには100歳を超えているお客様もいる。入居する際にお預かりする入居一時金が他社の施設よりも高いこともあり、総じて裕福な方々が入られている。この事業にずっとかかわってきて私は思うが、こういう施設で人生の最期を迎えられる方々はとても幸せだと思う。24時間の介護体制、ヘルパーさんの献身的なお世話を受け、正月、花見、夏まつり、クリスマスなど一年を通じてさまざまなイベントも楽しむことができる。

養老猛司さんの本で知ったことだが、仏教には、生、老、病、死という四つの苦しみがあるという。生まれる苦しみ、老いる苦しみ、病気になる苦しみ、そして死ぬ苦しみ。こうして眺めてみると、人間は生きてから死ぬまでずっと苦しんでいるように見える。逆に言えば、人間は苦しむために生まれてきたようにも思える。

今月、東京都杉並区である事件が起きた。介助が必要な92歳の祖母を浴槽に放置したとして、23歳になる孫が保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕された。死因は水死で、逮捕された孫は「介護に疲れて、嫌になった」と供述しているという。なんとも痛ましい事件であるが、他人事とは思えなかった。天涯孤独な人は別にして、同じような環境は多くの人に起こりうるのではないだろうか。

世の中不景気で、両親や祖父母の面倒をみる前にまず自分自身が生きていかなければいけなくなった。口には出しにくいが「自分のことで精一杯」というのが本音の人も多いに違いない。人生金じゃないといきがってみても、現実は厳しい。杉並区の事件にしても、この家の詳しい事情はよく知らないが、有料老人ホームの施設に入居できるような資力があったなら、このように酷い事件は起こらなかったに違いない。いやらしい言い方で好きではないが、金があれば人は生き延びることができるが、金がなければ人は死ぬ、そんな世の中になっているのかもしれない。

そんなふうに考えると、景気を回復させて労働者の所得水準を上げることは急務なのではないか。多少の不景気でも生活に困らない政治家はいいが、労働者の生活困窮はその労働者自身だけの問題ではなく、かれらの肉親にも暗い影を落とし、場合によっては杉並区のような殺人事件にも繋がることがある。


写真は今夜の銀座4丁目交差点。

明日は朝から札幌出張。来週も札幌に行く。その後も2週続けて出張が入った。死にそうだ。

今日の文章、かなり支離滅裂で、ご容赦願いたい。

コブクロ、キンタマ、ツル、生殖系ホルモン部位です。 [銀座]

IMG_0040.JPG大切なお取引先の接待が昨日銀座であった。先方が肉好きなのと社長も今夜は一緒ということもあり、少し贅沢をさせてもらおうと思って、美味しい松坂牛を出すと評判の「銀座らん月」に行って来た。値段のことは気にせず、すき焼きの一番高いコースをいただいた。霜降りの松坂牛の旨いこと、旨いこと。こんな贅沢めったに出来ないと思い、しっかり全部平らげてきた。

お腹も一杯、熱燗で調子も出て来たので、河岸を変えようということになり、歩いてすぐのところにある「白いばら」に向かった。「白いばら」はいわゆるグランドキャバレーである。銀座ではもちろんこの一軒しかない。昭和6年創業というから今年で78年目を迎える老舗だ。お店の正面入口左の壁には大きな日本地図があって、出身都道府県のところに在籍するホステスさんの名前が貼られている(写真)。

昨夜、我々のテーブルには北海道、愛知、静岡出身のホステスさんがやってきた。私は完全に出来上がっていてエロオヤジモード全開だったので、チークタイムではずっと愛知出身のボインちゃんと1階フロアーでべったり踊っていた(というより、ただくっついていた)。店は1階、2階合わせて200席あるそうで、中二階にはバンドが演奏する小さなスペースがある。ダンスのショータイムが終わると、そこでカラオケができることになっている。見境がなくなっていた私は、手を上げて最初に歌わせてもらうことにした。曲は美川憲一の「柳ヶ瀬ブルース」。はっきり言うと、酔っ払いの歌なんぞお客さんにとっては迷惑以外の何ものでもない。そうなると、「柳ヶ瀬ブルース」というよりは「いやがらせブルース」になってしまう。

さて、冒頭、松坂牛のすき焼きを食べた話をしたが、ときどき、無性に肉が食べたくなることがある。多分それは、人間が何の脈絡もなくセックスを無性にしたくなるのと同じように、生理的には正常な欲求なのかもしれない。先日、同じ食べ物を毎日食べ続ける人が結構いるのではないか、そういう話を書いたが、毎日焼肉を食べ続ける人、ひょっとしたらそういう人が存在しているのかもしれない。

ライターの佐藤和歌子さんは毎日のようにホルモンを食べ続けて『悶々ホルモン』という本を書いてしまった。都内を中心に約40軒でホルモンを食べ歩いた記録であるが、文章が上手なので読みやすかった。ところで、女性の皆さんは焼肉屋に一人で行くことはあるだろうか。この頃、吉野家で若い女性が一人カウンターに座って牛丼を食べる姿を以前より見かけるようになったが、焼肉屋となるとどうだろうか。女性同士というパターンはもちろんあるが、女性一人というのはさすがにお目にかかったことはない。

佐藤さんは一人で焼肉屋に行くそうだ。ところで、ホルモンであるが、ホルモン、テッチャン、ミノ、シビレなどの部位を私が好んで食べるようになったのはつい最近のことだ。それまではカルビ、ロース、ハラミなど、焼肉の定番みたいな部位ばかり食べていた。正直言えば、ホルモンやミノなどは焼肉としては「格下」だ、くらいにずっと思っていた。でも、食べつけてみると、かえってホルモノなどのほうが旨いと感じることも多くなった。

コブクロ、焼肉の場合これは男性デュオのことではなく、子宮のことだ。では、キンタマはあるのか。これが本当にあるらしい。そのものズバリ、キンタマと呼ぶらしい。それでは、オチンチンはあるのか。これもまたあるらしい。佐藤さんの本によると、ツルと呼ぶらしい。今度焼肉屋に行ったらキンタマとツルを注文してみようと思うが、食べているいうちに自分の股間のあたりが痛くなってきそうな気もする。


金賢姫さん、元死刑囚でも、元工作員でも、ありません。 [銀座]

IMG_0036.JPG昨日、拉致被害者田口八重子さんの長男と兄が韓国で金賢姫さんと面会した。北朝鮮による拉致に関する新事実はなかったが、田口さんの家族及び拉致被害者家族会にとっては決して小さくない一歩であったに違いない。拉致被害者家族会が金さんとの面会を要請していたとはいえ、実際には日本、韓国双方の政治的思惑、利害が一致して実現したと見ていい。韓国の李政権は北朝鮮に対する対決姿勢を明確にしたい、日本の麻生政権は外交でポイントを稼ぎたい、そんな政治的事情があった。でも、たとえどんな事情があったにせよ、このような形で北朝鮮の内情を知る人物と直接接触できた意義は大きい。

さて、皆さんも気づかれたことと思うが、マスコミの多くは金賢姫さんの呼び方を「金賢姫元死刑囚」としている。記者たちが「談合」でそうしたのかどうかは知らないが、試しに、主要日刊紙がどう表記しているのかを調べてみたら、「金賢姫元死刑囚」と表記していたのは日経、朝日、毎日、読売の4紙、「金賢姫元工作員」と表記していたのは産経、東京の2紙だった。私は法律論やマスコミのルールを知らないので「金賢姫さん」と便宜的に表記してみたが、多くの人は「元死刑囚」「元工作員」という表記にどことなく違和感を覚えたのではないだろうか。

大韓航空機爆破事件の犠牲者家族からすれば、金さんは爆破実行犯として一生許すことはできない「犯人」なのかもしれないが、北朝鮮の特異な政治体制を考えるとき、彼女をいつまでも責め続けることは少し酷なような気もする。ご存知のように、彼女は韓国で一度死刑判決を受けたが、その後特赦で開放され、現在は韓国人と普通の結婚生活を送っている。特赦になれば日本では、有罪の言い渡し自体がなかったことになる(韓国も多分同じだと思うが)。だから文字通り「元死刑囚」なのだということかもしれないが、世界でも異質な北朝鮮の政治体制、正式に特赦を受けている、これらのことを考え合わせれば、もうそろそろ「元死刑囚」「元工作員」という表記を金さんから外してあげてもよいのではないかと思う。

さて、今日は経理部の中堅社員二人と一緒に有楽町ガード下の焼鳥屋で一杯やった(写真)。いつものことだが、勢いがついてしまい、二次会で大カラオケ大会になってしまった。へらへら飲んでいたら、またまた午前様になってしまった。酒の世界、「わかっちゃいるけどやめられない」、人生イロイロ、人生エロエロ、万歳!

タイ古式マッサージ、股関節ボキボキで勃起? [銀座]

IMG_0033.JPG1970年(昭和45年)というと今から39年前、私は10歳だった。この年の11月25日、作家の三島由紀夫が市ヶ谷駐屯地で割腹自殺した。三島由紀夫がどういう人なのか知らない私は、この人はきっと悪い人に違いない、でも自殺したのだからすべてオシマイ、そのくらいにしか感じていなかった。少年の私にとって三島由紀夫ははっきり言えばどうでもよい人だったのだ。

なぜ三島由紀夫の話をしたのかというと、彼の行きつけだった新橋の鳥割烹、末げんに今日行ってきたからだ。最後の晩餐、つまり、市ヶ谷で自栽する前夜にも楯の会のメンバーと共にここを訪れ、名物の鶏鍋料理を食している。先週北見に出張した時にお世話になった関係会社の社長が上京されたりで、ここで一杯やることにしたのだ。

さて、野球のWBC第一ラウンドは韓国が日本を破り1位通過した。韓国は、北京五輪での全勝優勝がフロックではなかったことを証明したわけだが、公平に見ると、韓国は気迫、気合で日本を上回っていたように思う。日本も気合いはあったと思うが、なんとなく空回りしていた。全体的に見ると、韓国はピッチャーが揃っている。野球はピッチャーで8割方決まるという話もあるが、そのことを思い知らされたような試合だった。こうなったら、日本も韓国もアメリカでアジア野球の実力を世界に改めて示し、いい成績を収めてもらいたいと願う。

会社が終わって末げんで飲むまで時間が少しあったので、久しぶりにタイ古式マッサージを受けてきた。ストレッチを入念にやってもらったら身体中がボキボキ鳴って、特に股関節のあたりは普段使っていないせいか悲鳴があがりそうなくらい痛かった。でもこのあたりを鍛えておくとアレにも効くらしい。どうも私はいつも動機が不純だ。

熱燗を浴びるほど飲んで酔っ払っているかもしれない。支離滅裂な文章、ご容赦願いたい。写真は今日昼ごろの和光。まるで夏のような陽気だった。

セックスしましょう、長生きするために? [銀座]

IMG_0020.JPG世の中何が幸いするか、本当にわからない。このところ円安が一気に進行してもうすぐ1ドル=100円になろうとしている。株価にしても、これまではニューヨークダウにほぼ連動していた日経平均であるが、ニューヨークダウが下落しても日経平均のほうは上昇する動きも出てきている。円安ということはドルに比べて円の魅力が乏しい、簡単に言えば、日本の政治や経済に何かマイナス要因が見つかったときに円が売られ(ドルが買われ)、円安になる。

この頃の円安の原因は次のように言われている。まずきっかになったのが、辞任した前財務大臣がやらかしたローマでの酩酊会見。あの醜態が世界中に配信され、世界的な金融危機の状況で「日本は大丈夫なのか」という疑問符がついた。そして今回起きた小沢代表の政治資金規正法違反問題。ひょっとしたら半年後には日本の政治の最高権力者になるかもしれないと目されていた大物が、展開次第では失脚という異常事態になったわけだ。もともと脆弱とされた麻生政権であるから、これらの事態が続いて起こったことで「日本の政治には安定感がない。経済の回復にも時間がかかるかもしれない。」、そういう見方を市場関係者がした結果、円が売られているのである。

酩酊会見や政治資金規正法問題は日本の政治にとっては名誉なことではないが、結果として、これらのことが原因で円安が進行し、企業業績を押し上げる効果が期待できる状況になった。株価上昇はこれを受けての反応と思料される(もちろん、他の要因もあると思うが)。政治が景気浮揚策を打ち出しても一向に成果が見えないなか、「政治家の不祥事が日本経済を救う」という、世の中何が幸いするか本当にわからない、そういう話だ。

日本経済建て直しのためにニッポン男児、侍ジャパンは奮い立たなければならないわけだが、そのニッポン男児の「下半身」が危機に陥っている。「恋人夫婦仲相談所」所長でセックス屋のEDに詳しい二松まゆみさんの『ニッポン男子の下半身が危機的なことに気づいたワタシ』によると、20代、30代の若年層にもEDが広がっていて、それを要因とする恋人や夫婦間におけるセックスレスの相談も増えているという。

ある専門家によると、セックスをすると長生きできるらしい。正確に言うと、セックスという行為自体のおかげで長生きするのではなく、性欲が旺盛だから長生きできる。女性に興味のある人は総じてあらゆることに好奇心旺盛で、エネルギッシュ。女性にもてるよう体調管理をしっかりして、身だしなみにも気を配り、モチベーションを常に高くしている。このことが長生きにつながる。

ところで、イギリスのあるコンドームメーカーが主要26か国を対象に「年間のセックス回数」を調査した。第1位はギリシャで164日、以下、ブラジル145日、ポーランド・ロシアが143日と続く。日本は48日でなんと最下位。日本人は大体週に1回くらいしかセックスしないことになる。

日本は世界一の長寿国。セックスをすると長生きできるという説が正しいのなら、この調査結果でも日本は第1位になっていなければならない。性欲旺盛な人がエネルギッシュであることは認めるが、イコール長生き、とはならないような気がする。

昨日は銀座で一杯やった。ちょいと一杯のつもりで飲み始めたのだが、結局家に着いたのは午前1時。写真は、居酒屋にあった熱燗器。各テーブルの端についていて、好きな温度で飲める。

消えそうに燃えそうな「ワインレッドの心」、消えてなかった。 [銀座]

IMG_0652.JPG一昨日行った焼鳥屋は銀座六丁目にある有名店で、平日でも午後7時を過ぎると予約なしではすぐ座れない繁盛店だ。味もいいが値段のほうもそれなりで、夜行くと一人5千円前後はする。近くにある有楽町ガード下の大衆焼鳥屋ではその半分くらいでもお釣りがくる。

その店に部下と着いたのが午後6時半頃。今日も少し待たされるかなと思って暖簾をくぐったら、「2階にどうぞ。ゆったり座れますから」といつも忙しそうに来客を仕切っている案内係の男性が笑顔で言うので階段を上がっていくと、驚いたことに客が一人もいないのだ。景気が悪い、直感的にそう思った。半年前ならこの時間帯、銀座のホステスさんと同伴の客が何組かいたものだが、そんな華やかな雰囲気は微塵もなかった。

午後7時半過ぎに店を後にするまで、我々の後に入ってきた客は結局3組、人数にして8人だった。この人数、フロアーにいた従業員の人数とそう大差がない。

昨日の日経にこんな記事が載っていた。JR東京駅での駅弁販売が好調という記事だ。東京駅で乗降する新幹線の利用客は減少しているにもかかわらず駅弁販売が伸びている理由、それは新幹線を利用するサラリーマンの涙ぐましい節約志向だ。駅近くの赤ちょうちんで一杯やるのを止めて、座席に座って駅弁と缶ビールでささやかに酒盛りする、そのほうが安上がりというわけだ。

景気の悪い話ばかりだが、今朝は少しいい話もあった。ニューヨークダウが236ポイント上げたが、その大きな要因はFRB(連邦制度準備理事会)のバーナンキ議長発言だった。政府などの金融安定化策が機能したらという条件付きながら、景気は来年以降上向くだろうというと、明るい見通しを述べたのだ。これを受けて日経平均も前日比192円高となった。

一方、為替市場では円安が進んでいる。輸出企業の採算改善に貢献するだろう。株も為替もまだまだ不安定な動きが続いていてもちろん楽観視できないが、このままいい状況が持続してほしいところだ。

さて、話がいきなりレベルダウン(?)するが、先日銀座のあるところで安全地帯の「ワインレッドの心」をリクエストに応えて歌ったら、周囲から「エロ~イ!」と言われて顰蹙(ひんしゅく)を買った。歌えと言われたから歌ったのに、実に勝手なものだ。それはさて置き、「ワインレッドの心」は、玉置浩二が不倫相手だった石原真理子に贈った曲の一つだと言われている。結局、不倫愛はほどなく破局するが、その後石原真理子が自伝のなかで玉置浩二の暴力癖を暴露、自身の華やかな男性遍歴も披露し耳目を集めた。

そんな二人が復縁するというニュースが流れた。今更どうしてという気がするが、記事によると石原真理子は「奇跡を 今新たに起こそう」「ずっと ずっと想ってくれているLOVE」などと幸せな心境を自身のブログに書いているという。救急車で病院に運ばれるほど激しい暴力を受けた男性を改めて好きになれるものか、女性の心境はよくわからないが、ひょっとしたら、石原真理子は暴力を受けていたときはもちろん、玉置浩二と別れて別の男性と付き合っていたときも、ずっと玉置浩二のことしか好きではなかったのかもしれない。

恋愛経験の少ない私が言うのもなんであるが、やっぱり男女のことは理屈ではない、そういうことだろうか。

写真は今夜の銀座四丁目交差点。花粉症なのかマスクをした女性もいる。

バレンタインデー、日本男児のひ弱さにつけ込まれました。 [銀座]

IMG_0626.JPG  今日14日はバレンタインデーだが、女性社員や行きつけのバーのホステスさんなどからチョコレートをたくさん貰われたビジネスマンも多いと思う。私の横に座っている某部長さんは日頃から銀座、六本木のバーに「投資」しているお陰で、机の上にはこれ見よがしにリボンで結ばれたチョコの箱がいくつも置いてあった。「先行投資」してその一部がチョコに化けてほんの少し戻ってきただけの話なのだが、どんな事情であれ、バレンタインデーに女性からチョコを貰うのは、男性にとっては嬉しいことである。

先日新聞を読んでいたら、ある女性ジャーナリストがバレンタインデーについて書いていた。彼女によれば、バレンタインデーは欧米ではともとも男性が女性に花などの贈り物をする日で、女性が男性にチョコレートを贈るのは日本独特の習慣であって、これは、日本男児がやまとなでしこにロマンスを告白できないことにつけ込んだ、チョコレート業界などの策略だという。ホワイトデーも同様、金儲けのためにお菓子業界などが作り出したもので、彼女はどうやら、商業主義のしたたかさと日本男児が愛を告白できない軟弱さを批判したうえで、本来のバレンタインデーに回帰すべきということを主張したいらしい。

彼女の言いたいことはわからないでもないが、そんなに目くじらを立てることなのかと思う。チョコレートを男性にあげるのが嫌なら、あげなければいい、ただそれだけのことなのではないだろうか。一方男性のほうは、チョコレートをくれない女性を恨むのかといえば、そんなことは全くない。恋愛経験の乏しい私が言うと説得力がないが、バレンタインデーは一種の「遊び」であり、バレンタインデーがあってもなくても、世の中が変わるわけではないし(確かにチョコレートメーカーの売上は落ちるかもしれないが)、また、男女関係が一気に進展するわけでもないし、ましてや、人間の性質の何かが変わるものでもないだろう。そんなにカッカしないで、そうこの女性ジャーナリストには言いたい。

さて、女優の宮沢りえ(35)が近々結婚するらしい。すでに妊娠6か月だという。告白すると、彼女が18歳のときに撮ったヘアヌード写真集「サンタフェ」を今でも持っている。当時私は彼女のファンだった。その後貴乃花との婚約破棄騒動があり、みるみる痩せこけてしまいまるで別人のようになってしまった。

結婚相手の実名は報道されていないが、実業家の男性だという。「青年実業家」とは書いていなかったが、いずれにしろ実業家という響きは女性に訴えるらしい。実業家という言葉を辞典で調べてみると、生産や経済に直接関係ある事業を行う人、と書かれている。これだと何のことかさっぱりわからない。まあ、一般的には、企業経営者、もっと言えば、会社社長、オーナーのことを指すと思えばよい。つまり、地位も金もある人、それが実業家である。

お金に苦労しない一生を送らせてやりたい、娘を持つ親は誰でもそう思う部分があるのかもしれない。綺麗ごとを言うのは好きなほうではないが、金、金、金と言われると正直、気分が滅入る。何とかそこそこ生きていきたいと思っている私にとって、有名人の華やかな話は別世界のこととはいえ、やはり気になることもあるし、羨ましいと思うこともある。先日発表されたサラリーマン川柳にこんなのがあった。「遼君に 生涯賃金 追い越され」。遼君とはもちろん、ゴルフの石川遼選手(17)である。


昨夜は東京にある関係会社の若手社員5人に声をかけ、銀座で一杯やった(写真)。バカ話、エロ話で盛り上がり過ぎて、久しぶりの午前様になった。

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